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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
\ Webデザイナーになるロードマップ公開中 /
いろはくま

はじめまして!Webクリエイター兼デザイナーのいろはくまです。

30歳手前までPCすらまともに触れない
完全未経験から Webデザイナー
になることが出来ました!

この経験をもとに、

  • 専門学校やPCスキルなし完全未経験からWebデザイナーになる方法
  • 効率的にWebデザインを学ぶ方法

について、初心者向けのロードマップを作成しました。

フリーランスになる前の準備やなった後の実務サポートも紹介してます。

私は HSS型HSP です。

HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれ持った気質であり、日本では「繊細さん」とも呼ばれています。

30代手前までに 20種類以上のアルバイトを経験し、正社員として4社を渡り歩きました。

STEP
30代でWebデザインの職業訓練校を卒業

Webデザイナーを目指し、職業訓練校で基礎を学ぶ。

STEP
制作会社に入社

Web制作会社に入社し、実務経験を積む。

STEP
別の制作会社へ転職

別の制作会社で働きながら、フリーランスWebデザイナー・クリエイターとして活動中。

会社員としての給料は一般的ですが、フリーランスで毎月15万〜20万円ほどの収益を得ています。

副業を始めたことで将来への不安が減り、今はやりたいことができる毎日を楽しめています!

目次

「Webデザイナー」って何?どんなことをする仕事?

Webデザイナーってどんなことする仕事?

「Webデザイナーになりたい!」

漠然と思っているけど、そもそもWebデザイナーってなんのことかどんな仕事かイマイチよくわからないという方に向けて、わかりやすく説明していきます。

「Webデザイン」や「Webデザイナー」の仕事についてはもうわかっているよ!

という方は、次のステップ「Webデザイナーになるためには?」へ進んでください。

一番はじめに、なんとなくでもデザイナー」について理解しておくと全体像が掴めて、学習が進めやすくなるので自信がない方はぜひ読んでみてください。

Webデザイナーとは?

実は・・・

「Webデザイナー」には明確な定義がなく人によってイメージが違うことが多いんです。

ざっくり説明すると、Webデザイナーは、

「Webサイトをデザインして、使いやすく、見やすく作る仕事」です。

具体的には、こんなことを意識しながら仕事をしています。

  • ユーザーの目を引くデザインを作ること
  • 情報を見やすく、分かりやすく整理すること
  • 「また見たい!」「この商品を買ってみたい!」と思ってもらえるような体験を提供すること

Webデザイナーの仕事は、ただ見た目をカッコよくするだけではありません。

デザインを通して、ユーザーに良い体験を届けることが大切です。

たとえば「見たい情報がどこにあるのか、すぐ分かるようにする」という工夫もWebデザイナーの役割です。

全くの未経験からでもWebデザイナーになれるの?

「美大やデザイン専門学校にも通っていない、パソコンスキルもない完全未経験からでもWebデザイナーになれるの?」

→結論「なれます。」

コロナの影響により、
働き方が多様化

Webデザイナーや
在宅で出来る仕事に
注目が集まりました。

実際在宅で働いてみて「こんな働き方もあるんだ!パソコンだけで成り立つ仕事ってすごいな。」と実感しています。

Webデザイナーは「飽和状態」なんてことも言われていますが、スキルは人によって異なりますし、まだまだAIにも取られない仕事だという実感もあります。

「Webデザインは独学からでも始められる!」というメリットはあるものの、一応技術職でもあるため少なからず学習は必要になってきます。

40歳だから…、50歳だから…、未経験でスキルもないし…、今から始めても無理だよね。

ということでもないのです。

デザイナーはセンスも必要でしょ?

はじめての方は、

「デザインセンスがないから無理かも」と思うかもしれませんが

デザインは、センスというよりも
情報を整理する力の方が重要です。

たとえば、デザインには配色やレイアウトなどの基本ルールがあり、コツさえ覚えれば、それを使って応用が効きます。

初心者の方でも学んでいけば、素敵なデザインを作れるようになります。

「やってみたい」という
気持ちがあれば大丈夫です!

Webデザイナーになるメリット

私の場合は、Webデザインをやっていると「とにかく楽しい!」「飽きない!」です。

1.働く場所や時間に縛られない

2.スキルが身につき転職が有利

3.自分の「好き」がお金に

4.フリーランスも目指せる

PCスキルはもちろん、デザイン以外のスキル(マーケティングやディレクション、ライティングなど)も自然と身に付くので、他の職場にいったときにも重宝されるというというメリットがあります。

Webデザイナーになるためには?

では、どうやって「Webデザイナー」になるのか?

大きく分けると、

4ステップでWebデザイナーになれます。

未経験からでも挑戦できるのがWebデザイナーの魅力ですが、

スキルゼロの状態ではWebデザイナーにはなれません。

Webデザイナーになるための4ステップ

ゆくゆくはフリーランスを目指している方なら、特に制作現場を見た方がスムーズです。

以下は、制作会社からの内定を仮のゴールとした4ステップです。

STEP
Webデザインの基礎を学ぶ

職業訓練校を活用したり、
独学でWebデザインの基礎を学びます。

STEP
ポートフォリオサイト制作をする

ポートフォリオに掲載する作品と
ポートフォリオサイトを制作します。

STEP
制作会社に入社する

転職活動を行って、制作会社に入社します。

STEP
現場で経験を積む

制作会社で経験を積みながら、
副業を始めてみる
→ゆくゆくはフリーランスに!

よく話題に上るのが、「未経験からWebデザイナーとしてフリーランスになれるの?」という疑問です。

実際、独学でフリーランスとして活動を始める方も一定数います。

私の経験上、制作会社に一度入社後、実務を通して学んでいく方が 効率的かつ現実的 です。

現場にいると、体感的にスキルを習得できるスピードが圧倒的に早いからです!

フリーランスとしての活動を考えている場合、制作会社とコネクションが作れるので、お仕事をもらえたり、自分のスキルが足りない(特にエンジニアのような技術はない)時にも安心できます。

独学でWebデザインは学べる?

Webデザインは独学でも学べます。

ただし、以下のような理由で私は独学をおすすめしてません。

  • フィードバックがもらえず、ひたすら作業過ぎてモチベーションが続かない
  • 実務とは全く関係のない勉強法をしてしまう可能性が高い
  • 現場を知らないので、知識が足らず受けられる仕事が限られてくる
  • 自分が苦手とする分野でのコネクションが作りづらい

実際、私も最初は独学で始めたのですが、何から勉強したら良いのかわからなすぎて、時間とお金を無駄にしたという経験があります。

Webの基礎を固める最短ルートは職業訓練校などを活用するのが手っ取り早くおすすめです。

ステップ0|どんなデザイナーになりたい?

先に言ったように「Webデザイナー」の定義はとっても曖昧で、制作会社によっても業務範囲が全く違います。

まずは、Webデザイナーやクリエイターには、どんな職種があり、どんな業務内容なのか、自分の適性にあっているかチェックしておきましょう。

自分はどんなことをやっていきたいか、何を重点的に学ぶべきかを明確にしておくと学習がスムーズに行きます!

どんなデザイナーまたはクリエイターになりたいのかチェック

  • Webデザイナー
  • コーダー
  • プログラマー
  • Webマーケター
  • ロゴデザイナー
  • Webディレクター
  • 動画クリエイター
  • イラストレーター

など

Web制作会社の実際の職種は以下の記事で紹介してます。自分の適性をチェック用でどうぞ。

Webに限らず、他のデザイナーの種類が知りたい方はこちら

なんとなく自分のやりたいこと」が決まってきましたか?

ステップ1|Webデザインを学ぼう

ステップ0で、「Webデザイナーに興味を持った!」または「Webデザインに挑戦してみたいな」と思った方はここから始めてみてください。

Webデザインで使うおすすめのツールたち

デザイナーとして、どんな場面で、どんなソフトを使うのか理解しておきましょう。

ワイヤーフレーム・デザインカンプで使うツール

Figmaアイコン

figma

AdobeXDアイコン

Adobe XD

ワイヤーフレームって?

ワイヤーフレームは、Webサイトのレイアウトや構成を視覚的に示した設計図です。ページ内の要素(ヘッダー、メニュー、画像、テキストなど)の配置や構造を決めるために使われます。

デザインカンプって?

デザインカンプは、ウェブサイトやアプリの完成イメージを示すビジュアルデザインです。実際の開発前に、レイアウトやデザインを確認するために使います。


素材やイラスト・バナー制作で使うツール

Canvaアイコン

Canva

AdobeExpressアイコン

Adobe Express

AdobeIllustratorアイコン

Adobe Illustrator

AdobePhotoshopアイコン

Adobe Photoshop


コーディング開発で使うテキストツール

VisualStudioCodeアイコン

Visual Studio Code

AdobeDreamweaverアイコン

Adobe Dreamweaver


画像ファイルやファイル転送に使うツール

FFFTPアイコン

FFFTP

Windows専用

FileZillaアイコン

FileZilla

初心者でお金を全くかけない場合は、以下の方法でなんとかいけます!

Canva(キャンバ)でバナーなどの素材作成

figma(フィグマ)でワイヤーフレーム(サイトの骨組み)とサイトデザイン

Visual Studio Code(ブイエスコード)で開発・コーディング

無料ツールのデメリット:Canvaは無料だと使える素材が少ない。サイトで使いたい無料の素材データがAdobeというデザインソフトを持っていないと開けない、色変更など細かい編集が出来ないなど。

デザインに慣れてきたら、アドビのイラストレーターやフォトショップを勉強しておきましょう!

現場ではAdobe(アドビ)ソフト(Illustrator、Photoshopなど)は必ず使用すると考えてよいのですが「どんなものなのか試したい人」にとっては金額が高すぎます…。

イラレとフォトショップの両方使うなら、全ツール使えるアドビクリエイティブクラウドで月額8,000円くらいかかる(泣)。

個人版とAcrobatの無料体験期間は7日間あるので、少しだけ試したいという方は無料期間内で触れてみてください。※2025年2月現在、最初の3ヶ月間は半額(税込3,889円)で使えるようです。

デザインツールの特徴、無料で使えるツール、料金をまとめたので詳しく知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ。

静的サイトと動的サイトの違い

サイト制作には大きく分けると2種類あります。

静的なサイトか動的なサイトか。俺かオレ以外かではありません。

静的サイト

静的サイトは、HTMLやCSSで構築し、あらかじめ決められた内容のページがそのまま表示されるサイトです。

内容は変更されることなく、サーバーからそのままユーザーに送られます。

HTML(エイチ・ティー・エム・エル):Webページの「骨組み」を作るもの(文章や画像などの配置を決める)。

CSS(シー・エス・エス):Webページの「見た目」を整えるもの(色、文字の大きさ、レイアウトなどを設定する)。

動的サイト

動的サイトは、ユーザーがページを開くたびに内容が変わるサイトです。

例えば、WordPressを使ったブログやショッピングサイトのように、ユーザーの操作や入力に応じて表示される内容が変わります。

WordPress(ワードプレス):プログラミング知識がなくても、簡単にWebサイトやブログを作れるツール(CMS:コンテンツ管理システム)。

静的サイトと動的サイトのメリットとデメリット

ここでは、静的サイトと動的サイトのメリットとデメリットをまとめました。

用途にとって使い分けが必要です。両方の知識を持っておくと安心できます!

サイトの種類|静的サイトと動的サイト(WordPressなど)

サイトの用途によってさらに分類されます。

コーポレートサイトやサービスサイトの違いやサイトの種類について、さらに詳しく知りたい方はこちら

サイト制作ツール

HTMLを使ったサイト制作以外にも、簡単にウェブサイトを作成できるツールがたくさんあります。

最近では、HTMLやCSSなどコードを使わずにデザインや機能を自由にカスタマイズできるサイト制作ツール(ノーコードツール)が登場しています。

いきなりたくさん出てきて「何のこっちゃ」となるかもしれないので補足です。

実際のクライアント業務では、新規サイトをゼロから制作することもありますが、既存サイトのカスタマイズやリニューアルを行うことが多いです。

そのため、初心者の方は、HTMLやCSSを使った静的サイトの基本を理解して、WordPressの使い方を覚えておくことをおすすめします。

また、上で紹介したノーコードのサイト制作ツールについても、時間があればぜひ勉強してみてください。

Webデザイナーになる時にかかる費用ってどのくらい?

Webデザイナーになるのにかかる費用

Webデザイナーになるのにかかるお金についてまとめました。

Webサイト制作に、サーバー契約とドメイン費用がかかるので、

月500円〜

Adobeを契約した場合、

月8,000円〜

無料範囲でも十分使えるCanvaやfigma、画像編集ソフトを駆使して、「Adobe料金をうかせる!」という選択肢もあります。

この場合、デザインツール費が無料になるので、サーバー・ドメイン代のみ月500円程度〜始められます。

学習段階ではこちらで十分です。

企業側がAdobe契約をしている場合が多い(企業ロゴなどは特にイラストレーター形式で送られることが多い)ため、クライアントの環境に合わせて Adobe契約 が必須になってくる と覚えておいてください。

本格的にWebデザインをはじめるなら、現時点ではAdobe一択になるかとおもいます。

Webデザインの基本

独学にしても、職業訓練校に通うにしても基礎は大事です!

最低以下の内容は覚えておくとデザイナーのイメージがしやすいです。

サイトが表示される仕組みは?

ブラウザ(GoogleやSafariなど)でURLを入力すると、ブラウザがサーバーにデータを取りに行き、それをHTMLをもとに表示しています。

Webサイトが表示される仕組み

HTMLを使用してどのようにサイトが表示されるのか学びましょう!

デザインの基本4原則

デザインには欠かせないデザイン4原則です。

こちら覚えておくと、今後のデザインに活かせます。

デザイン4原則|近接
デザイン4原則|整列
デザイン4原則|反復
デザイン4原則|対比

「デザイン4原則」について詳しく知りたい方はこちら

視認性って?

見やすいデザインにするためには、「可読性(かどくせい)」と「視認性(しにんせい)」を学びましょう。

「視認性低い」例と「視認性高い」例

「視認性」や「可読性」について詳しく知りたい方はこちら

最初は、ざっくりこのあたりで大丈夫です。

独学でWebデザインを学ぶ

Webデザイナーは最初にお話しした通り、ユーザー体験がポイントになってきます!

そのため、サイトの内側(HTMLなど)やサイトが表示される仕組みがわからないと、Webサイトのデザインが難しくなってきます。

高クオリティなデザインができたとしても、Webサイトでは画像一枚を表示するわけではなく、コーディングが必要だからです。

自分でサイト構築までやらないにせよ、このデバイス(PC、スマホ、タブレット)では、どのように表示されて、どんな動きをするのかデザイナー自身が理解していないと再現ができません

最低限で良いので、HTML・CSS・JavaScriptを学びましょう!

以下のステップで学習をするとスムーズです!

STEP
Webサイトが表示させる仕組みを知る

サイトが表示される仕組みを知りましょう。

サーバー周りは続けていくうちに自然とわかってくるので、最初からすべてを知ろうとしなくて大丈夫です。

STEP
HTMLを学ぶ

デザイナーというと見た目から入りがちですが(私もそうでした)、Webサイトをデザインする際には、デザインの知識より先にHTMLやCSSを学ぶとスムーズに進められます。

「バナー制作だけします!」という方には必須ではありませんが、その場合、単価が下がりやすい傾向があります。

将来的な幅を広げるためにも、広範な知識を身につけておくことをおすすめします。

STEP
CSS・JavaScriptを学ぶ

HTMLがなんとなく理解できてきたら、次はCSS(サイトの装飾)やJavaScript(動きや機能を加える仕組み)の勉強にも挑戦してみましょう。

ただ、最初からすべてを覚えるのは大変なので、まずはJavaScriptの基本的な仕組みや読み込ませる方法だけを押さえればOKです!

STEP
デザインツールを学ぶ

まずはCanvaから始めても良いですが、テンプレートが主なため、ゼロからのデザインには向いていません。

有料ではありますが、デザイン業界で必ず使用されるAdobe IllustratorやPhotoshopの使い方に慣れておくことをお勧めします。

※7日間無料体験可能です。職業訓練校などを活用すれば、学割で70%以上オフになり、通常よりもかなり安く契約できるためタイミングを見て試しておきましょう!

STEP
ワイヤーフレームやデザインカンプを作成する

デザインのワイヤー(サイトのレイアウトや構造を決める骨組み)を作り、ワイヤーを元にデザインカンプ(色やフォント、余白、画像などを加えて完成形に近いデザイン)を作っていきます。

使用するツールはfigmaかXDになります。

STEP
コーディングしてみる

作成したカンプに合わせて、HTML・CSSを使ってコーディング(構築)していきましょう。

コーディングに使うツールは、VScodeが多いです。

STEP
ドメイン取得、レンタルサーバーを借りてみる

レンタルサーバーはコスパ重視ならロリポップで十分です。

費用面では若干高くなりますが、安定、サポート重視ならXサーバーを選択してください。

一番安いプランでもXサーバーには、バックアップ機能があるので、間違えてデータを消してしまった場合も安心です。

以下の記事でそれぞれの特徴、メリット、金額など比較しています。

STEP
実際にサイトを表示させてみる

実際に作ったサイトを表示させてみましょう。

ここで使うのが、FileZilla や FFFTP などのFTPソフトです。

FTPとはなにか?から、FileZillaのダウンロード方法を以下の記事で紹介しています。

学習サイトを活用する

私も実際に学ばせていただいたWebデザイン初心者さん向けの学習サイトをご紹介します。

chot.design

Webデザインをゼロから学べる学習サイトです。

Illustrator、Photoshop、XD、figmaツールの使い方からコーディングの知識までをステップ毎に説明してくれています。

Progate(プロゲート)

HTMLとCSSの基礎編学習サイトです。

こちら、私もたくさん活用させていただきました。

ドットインストール

動画でHTML/CSSやJavaScriptを学べるサイトです。

すべてが3分でみれる動画となっているので、スキマ時間に学習しやすいです。

職業訓練校を活用してWebデザインを学ぶ

Webやデザインに関する基礎を学ぶために、職業訓練校はぜひ活用してみてください。

ここで学んでみて、「やっぱり自分にはWebデザイナーが合わないな」と思えばやめることもできます。

自分に適性があるか確認の場としては、大変効率的です。

職業訓練校に向いてる人と向いてない人

職業訓練校に向いてる人、向いてない人の特徴をまとめてます。

職業訓練校の入校方法や倍率、カリュキュラムについて、こちらで詳しく説明してます。

ステップ2|ポートフォリオを作成しよう!

転職活動でもフリーランスとしても必ず必要になってくるポートフォリオです。

Webデザインについて学んだら、早速自分のポートフォリオサイトを作成しましょう。

ポートフォリオサイトの作成手順

以下の9ステップでポートフォリオサイトを完成させましょう。

STEP
ローカルでポートフォリオサイトを作成

自分のパソコン内でポートフォリオサイトを制作します。

  • ワイヤー、カンプ制作
  • 掲載用画像制作、掲載用サイト制作
  • ロゴ画像制作
  • その他素材に使える画像探し
  • HTMLやCSSをつかったコーディング
  • 必要に応じてお問い合わせフォーム設置
STEP
サーバーを契約する

サイトが完成したら、レンタルサーバーを検討して契約します。

STEP
ドメインを契約する

サーバーと一緒に申し込むと契約中無料になるサービスもあるので、サーバー申し込みと一緒にドメイン取得も検討しましょう。

STEP
ドメインとサーバーを紐付ける

ドメインとサーバーの紐付けをします。契約サーバーによって設定方法が異なります。

STEP
独自SSLを設定する

サイトURLがhttp〜ではなく、https〜にするという作業を行います。

STEP
FTPをダウンロード

ffftpやFileZillaなどFTPソフトをダウンロードします。

STEP
FTPをサーバーに接続

FTPソフトを自分のサーバーに接続します。

STEP
作成ファイルをFTPでアップロード

HTMLやCSSで制作したサイト(画像含む)をFTP経由でアップロードします。

STEP
サイトを表示

サイトが問題なく表示されているか確認します。

※特定の人以外に見せたくない場合は、サイトにロックをかけることもできます。

ポートフォリオサイト作成手順

ポートフォリオ作成ガイドはこちら

ステップ3|転職サイトに登録して転職活動を行う

ポートフォリオができたら、次は転職活動です。

私が実際に登録した転職サイトをいくつかご紹介します。

広範囲で転職探しする場合

制作会社など決め打ちではなく、印刷会社やSNSマーケティング、デザインに携われそうな職を広範囲で探すときに活用した転職サイトです。

  • ビズリーチ
  • リクナビNEXT
  • エンゲージ
  • doda

パート・アルバイトも視野に入れた場合

働き方と自分の実力を考えて、パートやアルバイト、派遣、単発勤務なども視野に入れた時に活用した転職サイトです。

  • Indeed
  • マッチボックス
  • 主婦ジョブ

制作会社しか狙ってない場合

Web制作会社に入る!という目的で、登録したIT・Web業界特化の転職サイトです。

  • レバテック
  • Green
  • ウォンテッドリー

在宅ワークのメリット、デメリット、在宅勤務を始める前にやっておきたいことをまとめました。転職活動する前にお役立てください。

取得しておくと良い資格

Web制作の現場に入って思ったこと。

資格は必須ではないです。

「努力した」という証明にはなりますが、何ができるのかは作品を見せないと伝わらないので、ポートフォリオを完成させてから資格取得を考えてみましょう。

Webデザイン会社とっておいて損がない資格は以下です。

  1. 色彩検定
  2. ITパスポート
  3. MOS(Microsoft Office Specialist)
  4. Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)
  5. マーケティング検定

デザイン未経験だからこそ、デザインで勝負ではなく他のスキルセットでアピールするのもアリです!

さらに詳細を知りたい方はこちら

ステップ4|制作会社に入社する

Web制作会社に入れば、身につく速度は格段に速いです。

また、全く同じ案件は一つもないのでさまざまな対応力が身につきます。

在宅勤務に必須のアイテム
  • パソコン
  • モニター
  • デスク
  • マウス

など最低限必要なアイテムは揃えておきましょう。

在宅ワークに必要なアイテムまとめ記事はこちらです。

現場で必ず使う拡張機能を紹介してます。

ステップ5|スキルが身に付いたらフリーランスも視野に

制作会社に入社後すぐは学びの連続で余裕がないと思いますが、スキルを身につけて自分の作品をどんどん増やしていきましょう。

副業から始めて、徐々にフリーランスを目指せます!

フリーランスになる前の準備はこちら

よくある質問

ここでは、Webデザイナーになる前やWebデザイナーになった後のギモンにお答えします!

WebデザイナーとWebクリエイターってなに?違いは?

Webデザイナーは、主にWebサイトのデザインを担当する職種です。

Webクリエイターは、Webに関わるさまざまな業務全般を担当する役割です。

コンテンツ制作やコーディング、場合によってはマーケティングの視点も求められ、ディレクターに近い俯瞰的な視点を持つことが多いです。

絵が下手でもWebデザイナーってなれるの?

なれます!私はイラストがかけないです。

商用利用可能な無料素材または有料素材で対応するか、どうしてもオリジナルイラストが必要であれば外部委託します。

職業訓練校やめとけとか意味ないって聞くけどホント?

人によりますが、私は意味がありました。

実際、訓練校を卒業したおかげで制作会社に入社できたからです。

自分がやるべきこと、目標が明確なのであれば、意味があるものにできるはずです。

Webデザイナーのリアルな1日ってどんな感じ?

Webサイトのデザイン時間は意外と確保されてないことも多く、企画書作成、構成検討、参考サイトや競合の調査、クライアントやりとり、素材の作成(バナーやイラスト調整、写真加工)など幅広いです。

会社によって異なりますが、サイトマップ作成、スケジュール作成、サーバー周りの設定やコーディングを行うこともあります。

Webデザイナーの1日はこちら

Web制作の流れはこちらです。

Webデザイナーになるとき、パソコンはMacじゃないとダメ?

Windowsでも全く問題ありません。

私自身、最近までWindows PCを使用していましたが、Windowsだからといって困ったことはありませんでした。

デザイナーの場合、複数のツールを同時に開くことが多いため、メモリやスペックは十分か注意して選んでください。

  • メモリ(RAM)最低16GB。24GBで安心
  • ストレージ(SSD)512GB以上が必須。増設可能なら256GBでもOK!
  • ディスプレイサイズは、14インチから16インチがおすすめ!

以下の記事で、デザイナー向けPCの選び方をまとめたので、「パソコンの選び方がわからない!」という方は参考にしてみてください。

Webデザイナーって稼げるの?

人によりますが、会社員の場合、一般的な年収は300〜450万円程度で、昇給は緩やかです。

経験やスキルに不安があっても、継続的な案件をもらえればフリーランスとしても安定した収入を得られます。

中には、割に合わない業務もあるため、会社員の場合はディレクター職へのキャリアアップを目指すのも一つの方法です。

フリーランスの場合、自分に適した価格で仕事を受ければ安定して生活することが出来ます。

フリーランスWebデザイナーになる前に準備しておくことはある?

コンセプト決めから屋号、契約書の作成、開業費まとめ、会計ソフトの検討などフリーランスWebデザイナーになる前に準備しておくことはたくさんあります。

目次