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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
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【デザイン入門】デザイナーの種類を理解してからはじめよう!

デザイナーになりたい!と思ったけど、「DTP?」「グラフィックデザイナー?」「イラストレーター?」といった言葉に「違いがよくわからない」ことありませんか?

この記事では、初心者や未経験の方にもわかりやすくデザイナーの種類とそれぞれの違いを解説します。

私自身も未経験からWebデザイナーになりました。その経験を交えながら、これからデザイナーを目指すあなたの「デザイン系の仕事ってなにがあるの?」という疑問にお答えします!

目次

そもそもデザイナーって何?

デザイナーは「見た目」や「機能」を設計する職業です。
一言でデザイナーといっても、担当する媒体や仕事内容によって数えきれないほどの種類があります。

以下で代表的なデザイナーの種類と役割の一例をあげていきます。

  • Webデザイナー
    バナー作成を含むWebサイトのデザインを作る仕事でデジタル媒体がメイン。
    コーディング(コンピュータに動作や表示を指示するための「コード(プログラム)」を書く作業)やUX/UI設計(見た目だけでなく、使いやすさや楽しさ快適さを重視して設計)することも含むことがあります。
  • グラフィックデザイナー
    ポスターやチラシなどの印刷物を作るデザインのプロで紙媒体がメインです。
  • DTP(ディー・ティー・ピー)デザイナー
    印刷用のデータを作成する専門家で雑誌や書籍のレイアウトなどを担当します。
  • イラストレーター
    オリジナルのイラストを作成するクリエイターです。アート作品やキャラクターデザインを手がけ、デザインプロジェクトで活躍することも多いです。
  • ロゴデザイナー
    企業や商品の顔となるロゴを作成する専門職です。グラフィックデザイナーの中でもロゴに特化したデザイナーといえます。一度作ったら長期間使われるため、特に独自性と品質が重視されます。

これらのデザイナーの職種には一部重なる部分もありますが、得意分野や目的が異なるため、区別して理解することが大切です。

グラフィックデザイナーとDTPデザイナーは同じではない!

上記で説明したように印刷物を作るという点では似ているので、「グラフィックデザイナーとDTPデザイナーって同じなんじゃない?」と思うかもしれません。でも、実はそれぞれ役割が違います。

グラフィックデザイナーとは?

  • 仕事の内容
    ポスター、広告、ロゴ、パッケージなどのビジュアルデザイン全般を手がけます。コンセプトの立案からビジュアルの作成まで幅広い業務を担当します。
  • 必要なスキル
    • 配色やレイアウトのセンス
    • PhotoshopやIllustratorのスキル
    • ターゲットに合わせたデザインの企画力

DTP(ディー・ティー・ピー)デザイナーとは?

  • 仕事の内容
    印刷物のデータを制作することに特化しています。例えば、雑誌や書籍、チラシのレイアウトを行い、印刷所に渡すデータを正確に作成するのが主な業務です。
  • 必要なスキル
    • 印刷に関する知識(色校正、トンボ、裁ち落としなど)
    • 正確なデータ作成能力
    • Adobe InDesignなどのツール操作(会社によってillustratorやPhotoshopのみで行う場合もあり)

違いを簡単にまとめると?

  • グラフィックデザイナーは「アイデア重視」で、見た目やコンセプトを考える。
  • DTPデザイナーは「印刷重視」で、データの正確性や品質にフォーカスする。

現場によっては両方の業務を兼任することもあり、その場合「グラフィックデザイナー」と総称されることが多いです。

私がデザインを学ぼうと思ったキッカケ


私は絵を描くのが小さい頃から好きだったのですが模写がメインでオリジナルの絵はを描くことが苦手でした。それでも何かクリエイティブな仕事に携わりたい!という気持ちがあり、服にも興味があったのでファッションデザイナーを夢見た時期もあります。

しかし、特にデザイナーになるための行動はせず時間だけが過ぎ、30代間近で「将来のために何かスキルを身につけたい」と思い始めたのがキッカケです。

そんな中で見つけたのが、未経験でも挑戦できる「Webデザイナー」という選択肢でした。

デザインツールを学ぶ難しさと楽しさ

Webデザイナーを目指す上で避けて通れないのがAdobeのデザインツールです。

PhotoshopやIllustratorはプロが使う定番デザインツールですが、とにかく高額で敷居が高く感じました。駅前のスクールでツールの扱い方について基本を学び、自宅で体験版を試してみましたが、「そもそも何を作ればいいの?」という状態。

特に「パス(図形やイラストの輪郭を作る線)」を使った操作はクリエイティブとは言えない作業で私にとって苦痛が多く、モンスターハンターをやったことがある人はわかると思いますが、卵運びをずっと続けて挫折したような感じです。(ちなみに実際、卵運びと肉焼きで挫折した人です←)狩りにも行けなかった…。

でも、そういった試行錯誤を乗り越えるうちに、ツールの操作が手に馴染み、デザインが形になっていく喜びを知ることができました。

また、最近ではCanvaのような無料のデザインツールも登場し、初心者でも手軽に効率的にプロのような高品質な作品を作ることが出来るので、今では未経験の方でも手軽にデザインに触れる機会が増えてきています

バナー作成の仕事はWebデザイナーと呼べる?

「バナー作成だけでもWebデザイナーと呼べるのか?」という疑問に答える前に、まずWebデザイナーの役割をしっかり理解しておきましょう!

Webデザイナーの本来の役割

Webデザイナーは、主に以下のような業務を担当します。

  • サイト全体のデザイン設計
  • ユーザーが使いやすいインターフェース(UI)のデザイン
  • サイトの操作性や体験(UX)を考慮したレイアウト作り
  • 必要に応じてコーディング(HTML/CSS、JavaScriptなど)

つまり、Webデザイナーは「サイト全体を設計し、見た目と使いやすさを両立させること」が求められる職種になります。

バナー作成の仕事の位置づけ

一方で、バナー作成はWebデザインの一部業務に過ぎません。

特定の広告キャンペーンやプロモーション用のバナーを制作するのが主な仕事で、以下のような特徴があります。

  • 必要な情報(商品名、キャッチコピーなど)をデザインに落とし込む
  • PhotoshopやIllustratorを使ってバナーを作る
  • レイアウトや色使いに工夫を凝らし、クリック率の向上を目指す

Webデザイナーと呼べるかどうか?

バナー制作だけに特化した場合、一般的には「バナーデザイナー」や「Web広告デザイナー」と呼ばれることが多く、厳密には「Webデザイナー」とは言いづらいでしょう。

スキルの成長に伴ってサイトデザインやUI設計など幅広い業務に関わるようになれば、Webデザイナーとして名乗ることが出来ます。

未経験からデザイナーを目指す方法

デザイン未経験でもスキルを磨いてデザイナーを目指すことは十分に可能です。
私自身も未経験から挑戦した一人として、以下のステップをおすすめします。

STEP
目標を決める

自分が作りたいものや興味のある分野を考え、Web、グラフィック、イラストなど「目指す職種」を明確にする!

STEP
基本的なデザインツールを学ぶ

初めはCanva(テンプレートが豊富で直感的に操作できる)などの無料ツールから始め、慣れてきたらPhotoshopやIllustratorを学んでみる!実践あるのみ!

※ただし、デザインの基礎知識は大事なのでインプットもしていきましょう!

STEP
スクールや職業訓練校などを活用する

スクールに限らず、現在では多くのオンライン講座があります。UdemyやYouTubeなどの無料・有料講座を活用してスキルを磨いていく!

一人ではモチベーションを保ちづらい方は職業訓練校などを活用することもオススメします。

STEP
ポートフォリオを作成する

実際に自分でデザインを作り、成果物を蓄積する!知人の依頼やSNS発信して、小さな案件からスタートすると実務経験も得られます。

STEP
実務経験を積む

クラウドソーシングサイト(ココナラ、ランサーなど)で簡単な仕事に挑戦したり、アルバイトやインターンで実務に触れる機会を作る!

STEP
継続的に学ぶ

トレンドや新しいデザイン手法を学び続けることで、どんどんスキルを磨く!

SNS(Xやインスタ)で学習系のアカウントをフォローして最新技術も取り入れましょう。

まとめ|デザイナーの世界は広く、挑戦しがいがある!

デザイナーには多くの種類があり、それぞれ異なる役割やスキルが求められるため、自分に合った分野を見つけることが大切です。

グラフィックデザイナーとDTPデザイナーの違いや、バナー制作とWebデザイナーの関係を理解することで、自分が目指したい方向性が明確になってくると思います。

私自身も未経験からスタートしましたが、学ぶ楽しさを知り、今では実務でもデザインに携わっています。最初は難しく感じることも沢山ありましたが、今はやりたいことが実現出来ていることが、なにより嬉しいです。

ぜひ、この記事を読んでいる方も自分がやりたいことを見つけてデザイナーの世界に飛び込んでみてください。それでは、またお会いしましょう!

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