誰かの話を聞いているとき、頭の中では「わかる、わかる!」と共感の嵐。
そんな熱い気持ちが抑えきれず、つい相手の話を遮って自分のことを話し始めてしまう……。
「悪気はないのに、またやっちゃった」と、あとで自己嫌悪に陥った経験はありませんか?
HSPである私自身、まさにこのタイプです。「共感したい」気持ちが強いあまり、話を最後まで聞けない自分にモヤモヤしていました。
この記事では、HSPさんがなぜ「しゃべりすぎる」のか、その理由をひも解きながら、相手も自分も大切にできる会話のヒントをご紹介していきます。
- 相手の話に「わかる!」と共感しすぎて、つい口を挟んでしまう
- 悪気はないのに、話の途中で自分の経験を話し始めてしまい、あとで後悔する
- 共感したい気持ちと、最後まで聞きたい気持ちの間でいつも葛藤している
- ついしゃべりすぎてしまう自分を、どうにかしたいと思っている
- HSP気質で、相手の気持ちを深く読み取りすぎて疲れてしまう
なぜHSPは「しゃべりすぎる」? 共感したい気持ちが先走る3つの理由
1. 沈黙が苦手。相手の気持ちを“待てない”不安
HSPさんは相手の感情を深く読み取るため、会話中のわずかな沈黙にも敏感です。
その沈黙を「相手が話すことに困っているのかな?」「退屈させてしまったかな?」と勝手に解釈し、その空間を埋めようと話し始めてしまうことがあります。
これは、相手への配慮が先回りしすぎている証拠。
相手はじっくり考えているだけかもしれませんし、今は話す気分じゃない時だってある。
自分が「気まずいこと」を優先するのではなく、今は相手のためにと思い、話さないという選択肢も考えてみてください。
2. 共感したい思いが強すぎる
誰かの話を聞いていると、「その気持ち、すごくわかる!」と強く共感することがあります。
それは相手の心の痛みに寄り添いたい、自分はあなたの味方だと伝えたいという純粋な気持ちからくるものです。
でもそれが結果的に、相手の流れを止めてしまっている気がして…。自分の話をしたいわけじゃない。ただ、「その気持ち、わかるよ」と伝えたかっただけなんです。
3. 話が長くなるのは「全部伝えたい」から
共感を伝えようとするとき、HSPさんは「なぜそう思うのか」という背景まで細かく説明したくなります。
たとえば「私も〜」と自分の経験を話すときも、相手にすべてを理解してもらいたいという思いから、話がどんどん長くなってしまうのです。
これは、相手に誤解なく自分の気持ちを受け取ってほしいという、あなたの誠実さの表れでもあります。


“遮らずに共感を伝える”3つの工夫
この葛藤をどうにかしたくて、会話の中で少しずつ試してみました。
1. 「わかる…!(共感)続き聞かせて!」と伝える
「わかる!」と強く伝えたい衝動を、相手の話を遮るのではなく、共感の言葉として最初に放つ方法です。
言葉のあとに「続き聞かせて」と付け加えることで、あなたが相手の話に興味を持っていることを示せます。
これは、相手に不快感を与えることなく、自分の共感も伝えることができる効果的な方法です。
2. “話す気持ちを少し保留する”一言を入れる
自分の話がしたくなった時、すぐに口を出すのではなく、「あ、今思い出したけど…まずはそっちの話聞かせて」のように、話す気持ちを少し保留する一言を入れてみましょう。
この「つなぎ言葉」があるだけで、相手は「自分の話を大切にしてくれている」と感じます。
無理に遮る必要もありません。
相手が話し終えた後、あなたの話を聞いてくれるタイミングが自然に生まれるので、より深く共感し合う会話ができます。
3. 話したいことは「心の中でメモ」しておく
話したいことが次々に浮かんでくるときは、心の中でメモしたり、キーワードだけスマホにメモするのがおすすめです。
こういった工夫をすることで、自分の気持ちが置いてけぼりになるのを防ぎながら、相手の話を大切にできるようになりました。


まとめ|「しゃべりすぎる」は、やさしさの証拠
HSPが「ついしゃべりすぎる」のは、共感性の高さや、相手への配慮からくるものです。それは悪いことではなく、あなたの『やさしさの表れ』でもあります。
ちょっとした工夫をするだけで、今までよりも少しだけ後悔することが減ると思います。
もし「またしゃべりすぎちゃった…」と落ち込んでしまっても、自分を責めないでほしいです。
あなたの「わかりたい!」「共感したい!」という気持ちは、きっと相手にも伝わっています。
それでは、また!

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