Google検索の予測変換を押したのに、予測変換した文字が急に消えて他の関連しないページに飛んでしまうこと、ありませんか?
この現象が続くとイライラしてしまいますよね。
本記事では、【予測変換をクリックした時に別ページに飛ぶ原因】と【別ページに飛んでしまう時の解決方法】を探ったので、皆さんにシェアします!
Google検索候補をクリックすると消える現象
今まで普通に予測変換がクリック出来ていたのに、ある日突然、Googleの検索候補をクリックしたら消えてしまい、全く関係のないページに飛んでしまうことがあります。
これは、検索候補の後ろに隠れているショートカットに飛んでしまっている現象になります。

予測変換を利用して素早く検索したいのにこの現象が起こると、非常にストレスを感じます。
このグーグル検索候補を押せない原因はいくつかありますが、まずは簡単な方法で原因を探っていきましょう。
拡張機能が原因かも?まずはすべて無効にしてチェック
検索窓で予測変換をクリックして別のページに飛んでしまう場合、最も可能性が高いのはGoogleにインストールして有効化しているChrome拡張機能です。
まず、いつも使っているブラウザにインストールされている全てのChrome拡張機能を無効化したのち、再度予測変換が正常に機能するかをチェックしましょう。
※もし、拡張機能を一切使用していない場合は、他の要因から確認してください。
Google右上の「︙」をクリックして、メニュー>拡張機能>「拡張機能を管理」を開く。
Googleアカウントにログインした状態で、すべてのChrome拡張機能を無効化します。

ブラウザをスーパー(強制)リロードして、再度検索候補が正常に押せるか確認します。
・MacならShift + 更新ボタン
またはCommand + Shift + R・WindowsならCtrl + F5
これで問題が解決するようなら、拡張機能が原因であることが確定します。
どの拡張機能が悪さをしている?ひとつずつ有効化して調べる
次に、無効化したChrome拡張機能を一つずつ有効化しながら、問題が再発するか確認していきます。
手間はかかりますが、これで原因となっている拡張機能を特定することができます。
私の場合は、Googleメール通知機能「Checker Plus for Gmail」が原因でした。
この拡張機能を無効化したところ、予測変換が機能して問題なく検索結果に移行するようになりました。
多くの拡張機能が入っていると、どの機能が原因か特定もしづらくなり、拡張機能同士の互換性の問題が原因でバグを起こしやすくなってしまいます。
悪さをしている拡張機能を特定する際、最近あまり使っていない拡張機能があれば、今後のためにもアンインストールしてツールを整理しておきましょう!

他の要因の可能性も考えよう
Chrome拡張機能以外にも、ブラウザやOSのバグ、あるいは古いキャッシュが原因で問題が発生することもあります。
ブラウザのキャッシュをクリアしたり、最新バージョンに更新することも試してみましょう。
それでも問題が解決しない場合は、別のブラウザで試してみるのも手です。
1.ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアする
キャッシュやクッキーが蓄積されすぎると、ブラウザの動作に影響を与えることがあります。
以下の手順でブラウザのキャッシュをクリアしてみましょう。
Google右上の「︙」をクリックして、メニューを開く→「設定」

「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」を選択。

詳細設定→期間:全期間→「閲覧履歴」、「ダウンロード履歴」、「Cookieと他のサイトデータ」(「キャッシュされた画像とファイル」は任意で)チェックを入れて「データ削除」でキャッシュ削除。

キャッシュデータが多いと少し時間がかかります。
以下のような表示が出たらキャッシュクリア完了です。「OK」で閉じます。

これで、不要なキャッシュやクッキーがリセットされ、問題が解消されることがあります。
2. ブラウザを最新バージョンに更新する
ブラウザが古いバージョンのままだと、バグやセキュリティ問題が発生しやすくなりるため、最新のバージョンに更新しておきましょう。
- 右上の「︙」をクリック。
- 「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択。
- 自動でアップデートが確認され、最新バージョンがあればインストールされます。
- アップデートが完了したら、「再起動」ボタンをクリックして再起動をかけます。

3. ブラウザの設定をリセットする
拡張機能以外にも、ブラウザの設定が影響している可能性があります。
そんな時は、ブラウザの設定をリセットしてみましょう。これでカスタマイズされた設定が元に戻り、不具合が解消される場合があります。
- 右上の「︙」をクリック。
- 「設定」に移動。
- 左側のメニューで「設定とリセット」を選択。
- 「設定を元の既定値に戻す」をクリック。
4. 別のブラウザを使ってみる
もし、Chromeでの問題が解決しない場合、FirefoxやMicrosoft Edgeなど、他のブラウザで同じ操作を試してみましょう。
ブラウザ固有の問題である場合、別のブラウザでうまくいくはずなので、なにが原因なのか絞っていきましょう。
5. OSを最新バージョンに更新する
まれに、OS側の不具合やセキュリティ更新が必要な場合もあります。
OSを最新の状態に保つことで、システム全体の安定性が向上して、ブラウザの不具合も解消されることがあります。
- 「スタートメニュー」→「設定」→「更新とセキュリティ」を選択。
- 「Windows Update」で更新を確認。
- 更新プログラムがあればインストールする。
- 左上のAppleメニューから「システム設定」を選択。
- 「ソフトウェアアップデート」を選択して、アップデートの確認。
- 最新のアップデートがあれば「今すぐアップデート」を選択してアップデートする。
これらの対処法を順番に試していくことで、問題が解決する可能性があります。
特にキャッシュのクリアやブラウザの更新は最も手軽で効果的な方法になるので、出来るところからまずは試してみてください!

まとめ
「Google検索候補をクリックすると消えて別ページに飛ばされる」という問題は、Chrome拡張機能が原因であることが多いのですが、キャッシュの蓄積やブラウザの設定、OSのバグや更新不足も影響している可能性があります。
そんな時は、まずキャッシュとクッキーの削除やブラウザの更新を試してみて、それでも解決しない場合はブラウザの設定リセットやOSバージョンを最新にするなどの対処法を検討してみてください。
今回紹介した方法で、ある程度の問題は解決できるはずです。
なにかしら更新をした場合には、 必ず再起動をしてから Googleで検索候補をクリックしてみましょう!
日々のちょっとしたストレスから解放されることを願っています!それでは、また。
コメント