確定申告が終わると、「税金っていつ払うんだっけ?」と気になるときありませんか?
支払い期限を忘れると延滞税がかかることもあるので、しっかり確認しておきたいところです。
この記事では、確定申告後の税金の支払い期限と、おすすめの支払い方法「振替納税」について分かりやすく解説します!
確定申告後の税金、支払い期限はいつ?
確定申告で納める税金には 所得税 や 消費税 がありますが、それぞれ納付期限が違います。
- ✅ 所得税(復興特別所得税を含む)
-
- 通常の納付期限:3月15日 まで(土日や祝日に当たる場合は、翌営業日に延長)
- 振替納税を利用した場合:4月中旬頃に口座引き落とし
- ✅ 消費税(個人事業主の場合)
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- 通常の納付期限:3月31日 まで(土日や祝日に当たる場合は、翌営業日に延長)
- 振替納税を利用した場合:4月下旬〜5月上旬頃に口座引き落とし
振替納税を利用すると 支払いを1ヶ月ほど遅らせることができる んです!
資金繰りを考えると大きなメリットになりますよね。
正確な振替日は国税庁のホームページで確認できます。
例えば【令和6年分】の場合:
申告所得税及び復興特別所得税 | 消費税及び地方消費税 |
---|---|
振替日: 令和7年4月23日(水) | 振替日: 令和7年4月30日(水) |
税金の支払い方法、どれがいい?
確定申告後の税金を支払う方法はいくつかあります。
- 金融機関やコンビニで現金払い
- クレジットカード払い(決済手数料あり)
- スマホ決済(PayPayやLINE Payなど)
- 振替納税(口座引き落とし)←おすすめ!
特に 振替納税は手間がかからず、手数料もゼロ なので、フリーランスや個人事業主にぴったりの納税方法だと思ってます。
おすすめの「振替納税」って?
1. 納税の手間が省ける
現金払いの場合、金融機関やコンビニに行く手間がかかりますが、振替納税なら自動で口座から引き落とされるので、うっかり忘れる心配がありません!
2. 納税のタイミングを遅らせられる
通常、確定申告の所得税や消費税は3月中に納付しなければなりません。
しかし、振替納税を利用すると、引き落としは4月中旬頃(消費税は5月頃)になるので、資金繰りにも余裕が生まれます。
3. 手数料がかからない
振替納税は手数料無料!
クレジットカード納税だと決済手数料がかかるため、それと比べてもお得です。
国税庁公式サイト:クレジットカード納付のQ&A
振替納税の注意点
1. 申し込みが必要
振替納税を利用するには、事前に「口座振替依頼書」を提出する必要があります。
方法は以下の2つ。
- e-Tax(電子申請)でオンライン提出
- 税務署や銀行の窓口で書面を提出
一度申し込めば、特に変更や解約をしない限り、次回以降も自動で振替されるので、収入が少なくても来年のために準備しておくと安心です。
2. 領収証書は発行されない
振替納税では、納付の証明となる「領収証書」が発行されません。
証明書が必要な場合は、金融機関の窓口で現金払いを選ぶか、後日「納税証明書」を取得する必要があります。
税務署が変わると再登録が必要
引っ越しなどで納税地が変わり、管轄の税務署が変わると、再度「口座振替依頼書」を提出しなければなりません。
引っ越しが決まったら早めに対応しましょう。
4. 一部の銀行では利用できない場合がある
ネット銀行や一部の金融機関では振替納税が利用できないこともあります。
自分の口座が対応しているか、事前に金融機関に確認しておくと安心です。

振替依頼書オンライン提出の方法
表示させられない情報が多いため、e-Taxを使ってオンライン申し込み行う際は以下、国税庁で公開されているPDF資料を見ながら進めてみてください。
e-Taxを利用すれば、簡単に申し込みできます!
国税庁|振替依頼書オンライン提出の流れ

送信結果の確認方法
e-Taxの「送信結果・お知らせ」で送信結果確認できます。

または、メッセージボックスの「お知らせ・受信通知」で確認ができます。

受信フォルダでメッセージを開封します。

これで送信されてることが確認できた!

e-Taxの「提出」ボタンが押されてないときに起こるようなので、手続きをはじめからやり直す必要あります。
まとめ:支払い期限を守ってスムーズに納税しよう!
確定申告を終えたら、納税の期限を確認しておくことが大切です。
「振替納税」を使えば、手続きが楽になり、納税のタイミングを少し遅らせることもできるので、フリーランスや個人事業主にとって大きなメリットがあります。
ただし、申し込みが必要だったり、領収証書が発行されなかったりといった注意点もあるので、しっかり理解して活用していきましょう!
「うっかり期限を過ぎて延滞税…」なんてことにならないように、早めにご準備を!!
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