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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
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【WordPressで真っ白な画面】「サイトで技術的な問題が発生しています」と出たときの4つの対処ステップ

WordPressを使っていて突然「致命的なエラー」が表示されたり、メールで「技術的な問題が発生しています」ときたら、びっくりしてしまいますよね。

でも、慌てなくて大丈夫です。

これはWordPressを運用していれば、よくあるトラブルで手順を追えば落ち着いて対応できます。

この記事では、実際に「テーマのエラー」が原因でサイトが真っ白になった、サイトが見れなくなった経験をもとに初心者の方でもできる対処法をわかりやすくご紹介します。

目次

「致命的なエラー」とは?

致命的なエラー(Fatal Error)とは、WordPressの動作に必要なファイルが壊れていたり、見つからなかったりすることで、サイトが見れなくなってしまったり、ログインができなくなる状態のことです。

例えば、WordPressから次のようなメールが届くことがあります

サイトで技術的な問題が発生しています

今回の場合、WordPress がテーマ 「XXXXX」でエラーを捉えました。

これは、WordPressが自動でエラーを検知して、管理者にメールを送ってくれている状態です。

「致命的なエラー」でよくある原因

  • テーマやプラグインが壊れている/必要なファイルがない
  • WordPress本体のアップデートに、テーマやプラグインが対応していない
  • PHP(サイトを動かすためのプログラム言語)のバージョンが合っていない

「致命的なエラー」4つの対処ステップ

ここでは、実際にどのような手順で確認、対処していくか4つのステップで解説していきます。

① WordPressの「リカバリーモード」でログインする

WordPressからのメールが来ている場合は、エラーメール内にある「ログイン用のリカバリーリンク」をクリックすると、一時的にWordPressの管理画面に入れます。

ここで、

  • テーマの切り替え
  • プラグインの無効化 などの操作が可能になります。

② テーマを別のものに切り替えてみる

エラーがテーマに関係していそうな場合は、
「外観」→「テーマ」 から別のテーマ(たとえば「Twenty Twenty-One」など)に切り替えてみてください。

このテーマ切り替えで正常にサイト表示されたら、使用していたテーマ自体に原因があると絞れます。

③ FTPまたはサーバーの「ファイルマネージャー」でファイルを確認

FTP(エフティーピー)とは?
サーバー内のファイルを可視化して簡単に操作できるツールです。

多くのレンタルサーバーでは、管理画面から「ファイルマネージャー」を使うことができます。

たとえば今回のエラーの場合:

functions.php の 210行目で、
template-tags.php というファイルを読み込もうとしたけど見つからなかった

という内容でした。

このエラー内容は、WordPressから送られてきたエラーメール下部のエラー詳細で確認することができます。

→ FTPにて、テーマフォルダの中を確認し、ファイルが欠けていないかチェックしましょう。

FTPについて詳しく知りたい方:FTPとは?からWindows、Mac両方で使えるFTPソフトFileZillaのインストール方法を以下の記事で紹介してます。

④ テーマを再インストールする

もしテーマファイルが不足していたり、破損している場合は、使用しているテーマを再ダウンロードしてアップロードし直すのが早いです(※基本的に親テーマを指します)。

ただし、親テーマに直接カスタマイズを加えている場合は注意が必要です。

再アップロードによってファイルが上書きされ、カスタマイズ内容が失われる可能性があります。

影響を受ける可能性があるカスタマイズ例

  • style.css に直接書いた CSS の追加記述
  • functions.php に書いた独自のコード
  • header.php や footer.php などテンプレートファイルの編集
  • Googleアナリティクスや広告タグの埋め込み など

対策

今後の運用を考えると、子テーマでのカスタマイズがおすすめです。

子テーマを使っている場合は、親テーマを再インストールしてもカスタマイズは基本的に保たれます。

親テーマに直接手を加えていた場合は、再アップロード前に必ずFTPなどでテーマフォルダのバックアップを取りましょう。

実際に起きたケース|子テーマ→親テーマ→子テーマで復旧!

私の場合は、次のような流れでエラーが直りました。

  1. エラーが出たのはそこそこメジャーな有料テーマ(買い切り)で子テーマを使っていたとき
  2. 一度「親テーマ」に切り替え
  3. もう一度「子テーマ」に戻すと、エラーが消えた!

これは、親テーマ側のファイル構成に一時的な不具合があったことや、キャッシュ(※一時保存データ)の影響などが関係していた可能性があります。

今後の予防策

  • テーマやプラグインは、信頼できるものを選ぶ
  • 使用していないプラグインは「無効化」→削除する
  • WordPress本体やPHPのバージョンアップに注意
  • テーマやプラグインの更新前にはバックアップを取る

まとめ

致命的なエラーが出たら…

  • メールのリカバリーモードリンクでログイン
  • テーマやプラグインを確認・切り替え
  • ファイルが足りない場合は再インストール
  • 親テーマと子テーマの関係にも注意!

困ったときこそ落ち着いて、ひとつずつ原因を探れば復旧できます。

焦らず本記事の方法を試してみてくださいね!では!

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