パソコンに慣れてきたけど、日々の作業効率をさらにアップさせたい方へ!
今回は、Windowsで使える初級~中級者レベルのショートカットキーを厳選してご紹介します。
よく知られたCtrl+C(コピー)やCtrl+A(全選択)といった基本的なショートカットは省略して、実際に職場で役立つショートカットキーに焦点をあてて厳選してみました。
紹介するショートカットを活用すれば、日々の作業が今よりも早くなり、時間の節約にも繋がります。
まだ使っていないショートカットキーがあれば、ぜひ今日から試してみてください!
Windowsショートカットキー早見表
使っているショートカットキーの中でも頻繁に使用するショートカットキーには黄色のラインを引いてます。
| 内容 | ショートカットキー |
|---|---|
| 起動中アプリ一覧表示とアプリ選択 | + ※[Windows]キーを押したまま、[Tab]キーを繰り返し:起動中アプリを順番に選択 |
| 開いている画面右のデスクトップへ表示 | + + |
| 開いている画面左のデスクトップへ表示 | + + |
| 文字検索 | + |
| 文字を全角カタカナに変換 | |
| ページ強制再読み込み | + |
| 指定した範囲のスクリーンショット | + + |
| 直前に閉じたタブを開く | + + |
| キーボードリセット | + + |
| モニター拡大、縮小 | + マウスホイールをスクロール |
| ファイル名・フォルダ名変更 | ファイル(フォルダ)選択 + |
| CapsLockオン/オフ アルファベット大文字小文字切り替え | + |
| 画面録画 | + |
| 指定した範囲のスクリーンショットからテキスト抽出 ※パワートイダウンロード時 | + + |
指定した範囲のスクリーンショットからテキスト抽出の[パワートイ]については以下の記事で紹介してます。


仕事中にすぐ使えるショートカットの実例
ここでは、実務でどんな場面でショートカットを活用できるのかを紹介します。
「ショートカットキーは見たことがあるけれど、自分にはあまり関係ない」と流してしまいがちですが、どんなタイミングで使うのかを理解すると、日常の作業に自然に取り入れやすくなります。
起動中アプリ一覧表示とアプリ選択
ショートカットキー: +
※[Windows]キーを押したまま、[Tab]キーを繰り返し:起動中アプリを順番に選択
これは、起動しているアプリや開かれたウィンドウが複数ある場合、便利です。
ウィンドウを閉じて「選択し直す」のではなく、TABを押して、開いているウィンドウ・アプリをTAB連打で選択できます。業務中いくつものアプリやタブがあるときにすごく便利です。
開いている画面右のデスクトップへ表示
ショートカットキー:Windows + Ctrl + →
複数の仮想デスクトップを使っているときに便利です。
たとえば「1つ目のデスクトップでメール対応、2つ目で資料作成」と作業を分けている場合、右隣のデスクトップに一瞬で切り替えられます。会議中に急にチャットを確認したいときや、資料作成からブラウザ検索に移るときに役立ちます。
開いている画面左のデスクトップへ表示
ショートカットキー:Windows + Ctrl + ←
右のデスクトップ移動の逆で、左隣のデスクトップへ戻りたいときに使います。
たとえば「調べものをした後、すぐに資料に書き戻したい」という場面で、マウスに触らずサッと前のデスクトップへ戻れるのはかなり効率的です。右と左を組み合わせると、複数作業を横断するときにとてもスムーズになります。
文字検索
ショートカットキー:Ctrl + F
文章やデータの中から特定の言葉を探したいときに使います。
業務では「マニュアル内の設定手順を探す」「仕様書から変数名を確認する」「長文メールの中から日付を見つける」などに便利です。スクロールで探すよりも断然早く、必要な情報に一発でたどり着けます。
文字を全角カタカナに変換
ショートカットキー:F7
日本語入力中に文字を全角カタカナへ一発で変換できます。
商品名や機能名を資料にまとめるとき、「アルファベット混じりで半角になってしまった文字」を正しい表記に整えるときに便利です。特にクライアント提出用の資料では表記ゆれを防げます。
ページ強制再読み込み
ショートカットキー:Ctrl + F5
ブラウザのキャッシュを無視してページを再読み込みします。
Web制作や運用業務では「修正をアップしたのに、画面が古いまま」ということがよくあります。このショートカットを使えば、最新の状態を確実に確認できます。普段の調べものでも、更新が反映されないときに便利です。
指定した範囲のスクリーンショット
ショートカットキー:Windows + Shift + S
画面の一部だけを選んでスクリーンショットが撮れます。
業務では「資料の一部を抜き出して報告書に貼る」「エラー画面の必要部分だけを共有する」「デザインの修正箇所を指示する」といった場面で活躍します。
余計な情報を含めずに済むので、相手に伝わりやすい画像が作れます。
まとめ|これは覚えておこう!Windowsショートカット活用のポイント
今回ご紹介したショートカットキーは、どれも日々の業務でサッと使えるものばかりです。
- 起動中のアプリやウィンドウを瞬時に切り替える
- 複数デスクトップ間をスムーズに移動する
- ページ内の文字をすぐに検索する
- 必要な文字や範囲だけを変換・キャプチャする
- ブラウザで最新情報を確実に確認する
これらを覚えて活用するだけで、作業スピードがぐっと上がり、効率よく業務を進められます。
まだ試していないショートカットがあれば、まずは今日1つでも取り入れてみてください。
少しずつ慣れていくうちに、パソコン作業が格段にラクになりますよ。それでは、また!
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