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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
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Webサイト制作|スケジュール表作成方法とスケジュール管理の重要性

Webサイト制作では、「思ったようにスケジュールが進まない」「クライアントからの返事が遅くて作業が止まる」といったことがよくあります。

こうしたトラブルを防ぐには、最初にしっかりとスケジュール表を作成し、各工程を計画的に進めることが大切です。適切なスケジュール管理ができれば、納期遅れや手戻りを最小限に抑えられます。

本記事では、現役Webデザイナーの私が、Webサイト制作におけるスケジュール表の作り方と、スケジュール管理のポイントを解説します。

目次

なぜWebサイト制作にスケジュール表が必要なのか?

Webサイト制作は、多くの工程を経て完成に至ります。

各フェーズで関係者と連携しながら進めるため、スケジュール管理が不十分だと以下のような問題が発生します。

納期遅れ

計画が曖昧だと、工程がズレ込み納期が守れなくなる。

手戻りの発生

スケジュールに確認期間を設けないと、修正が後半に集中し、工数が膨らむ。

クオリティ低下

時間が足りず、十分なデザインやテストができない。

このような理由から、初期段階でスケジュール表を作成し、各工程の進行管理と確認スケジュールを明確にすることが大事になってきます。

Webサイト制作のスケジュールの立て方

Webサイト制作のスケジュールを立てる際は、以下のようなフローで進めます。

サイトコンテンツが複雑な場合や大掛かりなキャンペーンの場合は、さらに余裕を持ったスケジュールが必要となります。

これから紹介するのは一般的なサイト制作のスケジュールの立て方です。

① 企画(1~2週間)

サイトの目的、ターゲット、コンテンツの方向性を決める段階です。

主な作業

  • クライアントや関係者とのヒアリング
  • 競合・市場調査
  • コンテンツや機能の要件整理
  • 大まかなスケジュール策定

スケジュールのポイント

  • 企画のズレがあると後工程に影響が出るため、初期段階で要件をしっかり固める。
  • クライアントとの合意を得るため、確認の時間を確保する。

② 構成(要件定義・サイトマップ作成)(1~2週間)

サイトの全体構造やページ構成を決める段階です。

主な作業

  • 要件定義(機能やコンテンツの細かい仕様決定)
  • サイトマップ作成(どのページが必要か整理)
  • 簡易ワイヤーフレーム作成(ページごとのレイアウト案)

スケジュールのポイント

  • ここでの決定が後の作業に大きく影響するため、クライアントの確認時間を確保。
  • 手戻りを防ぐために、詳細な要件を決める。

ワイヤーフレーム作成(1~2週間)

ページのレイアウトを決め、どの情報をどこに配置するか整理します。

主な作業

  • 各ページのワイヤーフレーム作成
  • ユーザーフローの確認
  • クライアントへ提出・フィードバック対応

スケジュールのポイント

  • 確認期間を設け、デザイン前に修正を済ませる。
  • 大枠が固まれば、デザイン作業がスムーズになる。

④ デザインカンプ作成(2~3週間)

ワイヤーフレームを元に、デザインを具体化していくフェーズです。

主な作業

  • トップページデザイン作成
  • 下層ページデザイン作成
  • クライアント確認・修正対応

スケジュールのポイント

  • クライアント確認を複数回設け、段階的にOKをもらう。
  • 修正を想定し、バッファを持たせる。

コーディング(3~4週間)

デザインを元に、HTML/CSS/JavaScriptなどでコーディングを進めます。

主な作業

  • 静的ページの作成
  • CMS導入・動的機能の実装
  • スマホ対応(レスポンシブ化)

スケジュールのポイント

  • デザインと並行して進められる部分は先行着手する。
  • クライアント確認用のテスト環境を用意し、途中でフィードバックをもらう。

⑥ テスト・公開準備(1~2週間)

サイト公開前に、不具合のチェックや最終確認を行います。

主な作業

  • 表示確認・動作テスト
  • バグ修正・最終調整
  • クライアント確認・承認

スケジュールのポイント

  • 余裕を持ってバグ修正の時間を確保する。
  • 公開後のフォロー期間を設ける。

サイト制作のスケジュール表作成ポイント

① 逆算してスケジュールを組む

公開日を決めたら、各工程に必要な期間を割り振り、逆算してスケジュールを作成します。

② クライアント確認のスケジュールを考慮する

  • 確認・修正期間 を各工程ごとに確保する。
  • 返答が遅れるリスク を考えて余裕を持たせる。

③ バッファ(予備期間)を設ける

突発的な修正やトラブルに備え、最低でも1週間の余裕を確保しておく。

④ ガントチャートで管理する

スケジュールを可視化しやすい ガントチャート 形式にすると、進捗が分かりやすくなります。

まとめ

Webサイト制作では、各工程を適切に計画し、スケジュール表を作成・管理することで、納期遅れや手戻りを防ぎ、期待通りのサイト制作が行えます。

  • 逆算してスケジュールを組む
  • クライアント確認のスケジュールを確保する
  • 余裕を持ったバッファを設定する
  • ガントチャートで進捗を可視化する

これらを意識しながら、効率的にWebサイト制作を進めましょう!

それでは、またお会いしましょう。

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