


Webデザイナーの職場で、いじめってあるの?



いくつかの制作会社に入ってみたけど、いじめはほとんど見たことがないよ〜



そうなの?でも、Webデザイナーって離職率が高いっていうのも聞くんだけど、いじめが少ないのになんで?



それには、Webデザイナー特有の理由があるからこの記事で詳しく話していくね!
- 「Webデザイナーの職場で、いじめってある?」
- デザイン業界って離職率高いってほんと?
これからウェブデザイナーを目指す方にとって、人間関係や職場の雰囲気など気になる方も多いかと思います。
実際、私が働いてきた制作会社の経験から言うと、Webデザイナーの業界で「いじめ」はほとんど見たことがありません。
それどころか、むしろ他の業界に比べて「親切な人が多い」と感じることの方が多かったです。
この記事では、Webデザイナー業界でなぜいじめが少ないのか、離職率が高い理由について私の経験を交えながらお伝えしていきます。
Webデザイナー業界のリアルな現場を知りたい方はチェックしてみてください。
なぜ「Webデザイナーいじめ」という検索するのか?
Webデザイナーは、クリエイティブで華やかなイメージがある仕事です。
多くの人が憧れる一方で、【競争が激しそうなイメージ】を持つ人も少なくないため、
「人間関係は大丈夫かな?」
と不安を感じる人が多く、検索される理由として次のようなことが考えられます。
1.女性が多い職場への不安
- Webデザイナーは女性に人気の職種なので、女性同士の関係に悩む人が検索する
- これから就職を考えているが「職場の雰囲気は大丈夫?」と気になり、検索する
2.リモートワークの影響
在宅勤務が増えたことで、対面での交流が減少。
- 一人で作業する時間が長く、孤独を感じやすいため「いじめはないかな?」と不安になる
- 「自分はちゃんとコミュニケーションできるかな?」と不安になる


Webデザイナーにいじめが少ない理由
Webデザイナー業界で、いじめが少ない理由はいくつか考えられます。
デザイナーは日々新しいスキルや技術を身につけて、クライアントやチームとのコミュニケーションを通じてプロジェクトを進める必要があります。


この過程で自然と
「協力する姿勢」や「大人の対応」が身につき、
人を傷つけるような行動は避けられる傾向が強いのではないかと思います。
Webデザイナーはディレクションの役割を兼任することも多く、プロジェクトをまとめるスキルが求められることもあります。
Web制作の進行管理や関係者との調整など、全体を回す役割をディレクションと呼びます。
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これは、単にデザインを作るだけでなく、周囲の人を動かす力や全体を俯瞰する力、先を見据えた行動が必要になるため、コミュニケーション能力や協調性が高くなる一因です。
プロジェクトが円滑に進むことを最優先
させるため、職場でいざこざが起きる余地が少ないのかもしれません。
多くのWebデザイナーは技術の進化に合わせて常にスキルを磨き続けています。
また、納期が決まっているため、いじめに時間を割く余裕はなく、効率よく仕事を進めるためにお互いを尊重し合う文化が強いと感じています。
お互い情報交換などを定期的に行い、情報共有をする方が効率的 なのです。


Webデザイナーの離職率は本当に高い?業界別データで見る
Webデザイナーは「離職率が高い」と言われることも多いのですが、実際の数字はどうなのでしょうか?ここでは、実際のデータを元に分析していきます。
厚生労働省の業界別離職率データを見てみる
厚生労働省が毎年発表している「雇用動向調査」という統計資料によると、2023年(令和5年度)と2024年(令和6年度)上半期の業界別離職率は以下のようになっています。
2023年(令和5年度)産業別離職率ランキング(離職率「一般労働者・パートタイム労働者計」)
| 順位 | 産業名 | 計 離職率(%) |
|---|---|---|
| 1 | 生活関連サービス業,娯楽業 | 28.1 |
| 2 | 宿泊業,飲食サービス業 | 26.6 |
| 3 | サービス業(他に分類されないもの) | 23.1 |
| … | … | … |
| 9 | 情報通信業 | 12.8 |
参考:【厚生労働省】 e-Stat 令和5年上半期雇用動向調査結果の概要 「産業別の入職と離職の状況」 12ページ表4-2より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/dl/gaikyou.pdf
2024年(令和6年度)上半期 産業別離職率ランキング(離職率「一般労働者・パートタイム労働者計」)
| 順位 | 産業名 | 離職率(%) |
|---|---|---|
| 1 | 宿泊業,飲食サービス業 | 15.1 |
| 2 | 生活関連サービス業,娯楽業 | 11.1 |
| 3 | サービス業(他に分類されないもの) | 10.9 |
| … | … | … |
| 12 | 情報通信業 | 5.8 |
参考:【厚生労働省】 e-Stat 令和5年上半期雇用動向調査結果の概要 「産業別の入職と離職の状況」 1ページ表4-2より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/25-1/dl/kekka_gaiyo-02.pdf
情報通信業(Webデザイナーも含む)の離職率は?
「情報通信業」の離職率は2023年に約12.8%でしたが、2024年上半期には約5.8%へと大きく低下しています。
この数字は全産業の平均離職率(およそ10〜12%)と比べても、むしろ低い水準となっています。
離職率が下がっている背景には?
2023年から2024年にかけて離職率が大きく低下した背景には、労働環境の改善や働き方改革の進展、企業の人材確保への意識向上が考えられます。
特にIT・情報通信業界では、労働時間の適正化やテレワークの普及が進み、社員の働きやすさが向上しています。
また、労働市場の人手不足が続く中で、企業側も社員定着に力を入れているため、離職を抑制する取り組みが効果をあげていると言えます。


Webデザイナーの離職率は“高い”と言われる3つの理由
厚生労働省の統計を見ると、Webデザイナーの属する「情報通信業」の離職率は、全産業の中で特に高いわけではありませんでした。
それでも「Webデザイナーの離職率は高い」と言われることが多いのはなぜでしょうか?
その背景には、Webデザイナーならではの働き方や、仕事に対する考え方が影響していると考えられます。
ここでは、よくある3つの理由について紹介します。
理由①:向上心の高さから転職を繰り返す人が多い
Webデザイナーには、スキルアップや新しい技術を学ぶことに貪欲な人が多い傾向があります。
今の職場に不満がなくても、「ここではもう成長できないな」と感じたタイミングで転職する人が珍しくありません。


私自身、制作会社で働いていて、こうした前向きな転職を繰り返す人をたくさん見てきました。
「もっとレベルの高い案件に関わりたい」「新しい分野に挑戦したい」といった前向きな理由で離職を選ぶケースが多く、これが「離職率が高い」と思われる一因となっています。
もちろん、全てのクリエイターに該当するわけではありませんが、前向きな思考で働いている方が多いのは確かです。
理由②:キャリアチェンジや幅広い選択肢がある
Webデザイナーという職業は、会社や案件によって担当範囲が大きく異なります。
デザインだけに専念する場合もあれば、コンテンツ整理や情報設計、SEOやマーケティングの視点が必要な案件に関わることもあります。
さらに、ディレクション・進行管理を兼任することもあり、自然とデザイン以外の分野に興味を持つ人も出てきます。
こうした経験を通して、キャリアチェンジを選ぶ人も少なくありません。
具体的には、ディレクター、マーケター、コーダーなどが挙げられます。
幅広い分野に携わることで、自分の興味や強みに合わせたキャリアの選択肢が多くなることが、Webデザイナーに転職やキャリアチェンジが多い理由の一つです。
理由③:制作現場特有の忙しさや働き方が合わない人もいる
一方で、Webデザイナーという仕事には、どうしても「制作物=納期」がつきもの。
どんなに職場環境が良くても、繁忙期や納期前は業務が立て込み、精神的にも体力的にもハードになることがあります。
長時間労働や短納期に振り回される場面もあり、この働き方に慣れない人、うまくリズムが取れない人は辞めてしまうケースもあります。
逆に、この厳しさを「自分の成長に繋がる」「スキルアップのチャンス」と前向きに捉えられる人は、続けていける世界です。
向き不向きがはっきりしやすい業界でもあるので、結果として「離職率が高そう」というイメージを持たれるのかもしれません。


制作会社が意識すべきコンプライアンス
人間関係以外の面でいえば、効率化や最先端技術を重視する制作会社では、いわゆる「ブラック企業」の話をあまり耳にしません。


大手広告代理店〇〇が現在どうのような状況になっているか会社に入っていないのでわかりませんが、過去に大きな問題が起きているため、全体的にクリーンを保とうとする姿勢が見受けられます。
多くの制作会社は大手広告代理店〇〇と繋がっているため、その影響や雰囲気は肌感でわかることも多いです。
近年ではコンプライアンスへの意識が非常に高まっており、小規模な会社でもコンプライアンス委員会が設置されるほど、対策が強化されています。
常に最先端を追っている制作会社やIT企業は時代遅れのコンプライアンス違反が自社のブランドイメージを損なう要因にもなるため、通常の企業よりも意識している可能性が高いです。
この点からも、Web制作会社は比較的安心して働ける環境が整いつつあると言えます。


まとめ
いかがでしたでしょうか?
Webデザイナーの職場では、いじめは少なく、むしろお互いを尊重し合いながら切磋琢磨する環境が整っていることが多いです。
それは、個々の技術向上を目指しつつ、プロジェクトを効率よく進めるために協力し合う姿勢が根付いているからです。
- Webデザイナーの職場ではいじめが少ない
Webデザイナーは協力し合いながらプロジェクトを進める必要があり、いじめに時間を割く余裕がない。
ディレクションを兼任することがあり、人を動かす力や大人の対応が求められるため、良好な人間関係が築かれやすい。 - Webデザイナーの離職率は、実際には特別高くない
厚生労働省の統計では、Webデザイナーが属する「情報通信業」の離職率は、他業界と比べて特に高いわけではありません。 - 「離職率が高い」と言われる理由は主に3つ
①向上心から転職を繰り返す人が多い
スキルアップや新しい挑戦を求めて転職する人が多く、その結果「離職率が高そう」という印象を持たれやすい。
②キャリアチェンジや幅広い選択肢がある
デザインだけでなく、コンテンツ整理やマーケティング、進行管理やディレクションを兼任することもあり、自然とデザイン以外の分野に興味を持つ人が出てくる。
③繁忙期や納期前の働き方が合わず辞めるケースもある
制作物には必ず納期があるため、どうしても忙しい時期が発生します。こうした働き方に向かない人は離職しやすい傾向があります。 - Webデザイナーは「成長意欲が高い人」に向いている業界
常に新しいスキルを習得し続け、互いに切磋琢磨しながら成長していく環境です。
前向きに学び続けたい人、忙しい中でも自分の成長を楽しめる人にとっては、やりがいのある職場です。
この業界に飛び込もうとしている方には、こうした挑戦的な姿勢が歓迎される職場であることを理解していただけたかと思います。
この記事が少しでもWebデザイナーを目指す方の参考なれば嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう!

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