Windows10から、Windows11への更新を迷っていましたが、「Snipping Tool」の墨消し(文字消し)機能をどうしても使いたくなり、
ついに、Windows11へアップグレードしました!
本記事では、「Snipping Tool」の基本的な使い方(ショートカットキー)に加え、新たに追加された墨消し機能、文字認識(テキスト編集機能)、図形ツールの使用方法を詳しくご紹介してききます!
Windows11からは録画機能も追加されてさらに使いやすくなりました。
さっそく、Snipping Toolの動画キャプチャ機能を使って、新しい機能を紹介していきます!
Snipping Tool(スニッピングツール)とは?
Snipping Tool(スニッピングツール)は、Windows VistaからWindowsに搭載された便利な画面キャプチャー機能です。
これを使えば、パソコンの画面を画像や動画として簡単に取り込めます!
画面全体や特定のウィンドウ、マウスでドラッグして選んだ範囲のみなど好きな部分をキャプチャできるのが特徴です。
手軽にスクリーンキャプチャーができるだけでなく、画像編集ソフトを使わずに簡単な編集や保存ができます!
ちょっとしたメモや共有したい情報をすぐにキャプチャして、必要な部分だけを編集することができます。
「まだ使ったことがないよ」という方は、ぜひ一度試してみてほしいツールです!
Snipping Tool ショートカットキー|[Windows]+[Shift]+[S]
ここでは、Snipping Toolの使い方を紹介します。
Snipping Toolのショートカットキーは[Windows]+[Shift]+[S]です。
マウスでキャプチャしたい範囲をドラッグで指定します。
ドラッグした時点でスクリーンショットが完了しているので、貼り付けたいところで[Ctrl]+[V]でキャプチャを貼り付けます。
Snipping Tool|Win10とWin11の違い
Windows11版では、新たにOCR(Optical Character Recognition)機能が追加されました!
このOCR機能を使えば、
キャプチャした画像の中のテキストを自動で認識して文字が抽出できます。
これはホントに便利ですね!
Windows10には、このテキスト抽出機能がなかったため、テキスト編集をよく行う方は、Windows 11へのアップグレードがオススメです。
Snipping Toolの墨消し(テキストを消す)方法
墨消し機能は、スクリーンショットした画像に入り込んだ個人情報や見せたくないテキストを隠したい時に使えます。
Snipping Toolの墨消し機能の使い方について見ていきましょう。
ショートカットキーWin+Shift+Sを同時押しでアプリ起動後、任意の画面をスクリーンショットします。

デスクトップ右下に「Snipping Tool」でスクリーンショットをした画像が表示されるので、クリックして開きます。

編集画面に行ったら、「テキストアクション」をクリックしてOCR(テキスト読み取り機能)を起動させます。

しばらく待つと、以下のようにテキスト部分が全てハイライトされた表示になります。

墨消ししたいテキスト範囲をドラックして選択します。

墨消しするテキスト範囲を選択後、右クリック→「テキストを編集する」をクリックします。

「テキストを編集する」というボタンを押すと、隠したい文字が黒く塗りつぶされて自動で墨消しされます。

Snipping Toolでテキスト抽出(OCR機能)
ここでは、画像をテキストに変更→抽出できるOCR機能の使い方を紹介していきます。
Snipping Toolの墨消し(テキストを消す/隠す)方法のSTEP3(テキストアクションをクリック)までの操作は一緒になります。
「すべてのテキストをコピーする」をクリックします。

Ctrl+Shift+V(貼り付けショートカットキー)でメモ帳など任意の場所にテキストを貼り付けます。

OCR機能については、ワンアクションで出来る「PowerToys」がオススメです!
以下の記事で「PowerToys」を紹介しているので、効率化重視の方は、ぜひお試しください。

【Windows11】Snipping Tool その他の便利な機能
これまで、Windows10のSnipping Toolを使っていて「こんな機能があったら便利なのにな」と思っていた機能は今回のアップデートでしっかり追加されていました!
それでは、他の便利機能を紹介していきます。
アイコン・絵文字機能
絵文字・アイコンが全18種類追加されました。
絵文字の種類は以下の画像を参考にしてみてください。

四角形、円形、線、矢印ツール
図形ツールも充実しています。
Windows10まであった謎の定規機能(2回くらいしか使ったことない。笑)がなくなり、マーカーも線ツールで引けるようになりました。
矢印は日常的に使うので有難い!色変更はもちろん、線の透明度や線の太さ変更もできます。
以下、図形ツール紹介動画です。
Snipping Toolを使って録画してみました。動画はMP4ファイルで書き出し可能です。

まとめ
Snipping Toolはキャプチャー機能だけでなく、画像編集機能やテキスト編集、動画キャプチャ機能まで追加されたことで、さらに便利に使えるようになりました!
新しくなった「Snipping Tool」をまだ使ってない方はぜひ、試してみてください。
今後も実際に使って良かった効率化ツールを記事にしていきます。
また次の記事でお会いしましょう!
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