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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
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Google reCAPTCHAキーを削除したい!プロジェクト削除手順と復元方法までサクッと解説

先日、Google reCAPTCHA キーの削除作業を行いました。

本記事では、その手順とプロジェクトを削除・復元する手順をまとめてご紹介します。

目次

reCAPTCHAとは?

reCAPTCHA(リキャプチャ)は、Googleが提供する無料のセキュリティサービスです。

ウェブサイトに設置することで、アクセスしているのが人間なのか、それとも悪意のあるプログラム(ボット)なのかを自動的に判別してくれます。

たとえば、ウェブサイトのログイン画面やコメント投稿フォームなどで、「私はロボットではありません」というチェックボックスを見たことがあるかもしれません。

これがreCAPTCHAの一種で、スパム投稿や不正ログインなどの攻撃からサイトを守ってくれます。

どんな時にreCAPTCHAの削除が必要になるの?

reCAPTCHAキーの削除が必要になる場面はいくつかあるので例をあげていきます!

  • サイトの運用を停止する:
    運用していたウェブサイトを閉鎖する場合、そのサイトに関連付けられたreCAPTCHAキーも不要になります。
  • サイト管理の一元化:
    複数のサイトでreCAPTCHAを利用していて、管理をよりシンプルにしたい場合、古いキーを削除して新しいキーに集約することがあります。
  • テスト環境の整理:
    開発中やテスト用のサイトで一時的にreCAPTCHAを設定していたが、そのテストが完了したため削除したい場合。
  • セキュリティ設定の変更:
    新しいバージョンのreCAPTCHAに移行したり、セキュリティポリシーの変更に伴い既存のキーを更新したりする際にも、古いキーの削除が必要になることがあります。

reCAPTCHAキーの削除手順

reCAPTCHAキーを削除する手順は、Google Cloud Platform(GCP)の管理画面から行っていきます。

1. Google Cloud Platformにアクセスする

まずは、reCAPTCHAを設定したGoogleアカウントでGoogle Cloud Platformにログインします。

左のメニューを開いてセキュリティ>reCAPTCHAを選択します。

2. プロジェクトを選択する

左上のプルダウンメニューから、reCAPTCHAキーが紐付いているプロジェクトを選択します。

カードタイプで表示されている場合は、そこから削除したいプロジェクトを選んでください。

プロジェクト名をクリック。

複数のプロジェクトがある場合は、間違えないように注意してください。

3. reCAPTCHA のキーセクション移動→キーの詳細

プロジェクト選択したら、「reCAPTCHA のキー」セクションまで少しスクロールします。

「reCAPTCHA のキー」セクションにキーの一覧が表示されるので、削除したいキーで「→キーの詳細」をクリックします。

4. キーを削除する

このキーで間違いないかIDなど確認し、間違いなければ右上「このキーを削除」を選択します。

確認のメッセージが表示されるので、テキストエリアに「削除」と打ってから「削除」ボタンで実行します。


プロジェクトの削除手順

reCAPTCHAキーが紐付いているプロジェクトごと削除したい場合の手順です。

プロジェクトを削除すると、そのプロジェクト内の全てのデータ(reCAPTCHAキーだけでなく、他のサービスで利用していたデータも含む)が完全に削除されるので、慎重に行ってください。

1. プロジェクト設定にアクセスする

左上のプルダウンメニューから削除したいプロジェクトを選択します。

プロジェクト名をクリック。

2. プロジェクトをシャットダウンする

プロジェクトの詳細画面が表示されます。

右上の「縦三点リーダー(⋮)」押して、プロジェクト設定を開きます。

シャットダウン」または「SHUT DOWN」ボタンをクリックします。

3. プロジェクトIDを入力して確認

確認画面が表示され、削除したいプロジェクトのプロジェクトIDの入力を求められます。

表示されているプロジェクトIDを正確に入力し、「このままシャットダウン」をクリックします。これでプロジェクトの削除プロセスが開始されます。

POINT

プロジェクトはすぐに削除されるわけではありません。通常は30日間猶予期間があり、その間であれば復元が可能です。30日を過ぎると完全に削除され、復元はできなくなります。

プロジェクトの復元手順

誤ってプロジェクトを削除してしまった場合でも、30日以内であれば復元が可能です。

1. リソースの管理にアクセスする

左側のメニューから「IAMと管理」または「IAM & Admin」を探し、その中の「リソースの管理」または「Manage Resources」をクリックします。

プロジェクトを削除時に受信するメールからでも復元可能です。

終了したプロジェクトとそこに保存されているデータは、プロジェクトが完全に削除されるまでの一定期間、復元できます。プロジェクトを復元するには、2025年6月27日午前1時49分39秒(UTC)

までにプロジェクトの完全削除をキャンセルする必要があります。

シャットダウンしたプロジェクトを回復するには:

  1. 削除保留中のリソースページにアクセスしてください。
  2. 復元するプロジェクトを選択し、「復元」をクリックします。
  3. 確認ダイアログで、【復元】をクリックします。

上記の手順に従ってもプロジェクトを復元できない場合は、gcloud undelete コマンドを使用して復元してみてください。

2025年6月27日午前1時49分 39秒(UTC)までに何もアクションを起さない場合、プロジェクトを回復できなくなります。

2. 削除されたプロジェクトを表示する

「削除保留中のリソース」をクリックします。

3. プロジェクトを復元する

復元したいプロジェクトの行の左側にチェックを入れて「復元」または「Undelete」を選択します。確認のメッセージが表示されるので、復元を実行します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

reCAPTCHAキーの削除やプロジェクトの管理は、ウェブサイトのセキュリティと運用において重要な作業です。

もし不要になったキーやプロジェクトがあれば、本記事を参考に整理してみてください。

それでは、またお会いしましょう!

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