「Photoshopって高性能だけど、有料版はちょっと高すぎる…」そんな方に朗報です!
ついに AI背景自動生成が無料で使える神アプリ「Photoshop iPhone版」が登場しました!
私はIllustratorやPhotoshopを約9年間使い続けていますが、今回の無料版は本当に革命的。
スマホで手軽に使えて、AIが一瞬で背景を作成してくれます。
本記事では、Photoshop iPhone版のインストール方法から、AI背景自動生成の使い方、便利な機能 まで詳しく解説していきます!
Photoshop(フォトショップ)とは?

Photoshop(フォトショップ)は、Adobe(アドビ)社が開発した画像編集ソフト だよ〜
Photoshopって、いつからあるの?
Photoshopは、1990年に最初のバージョンが発売され、今も世界中のプロや初心者に愛用されています。
Photoshopで何ができるの?
- 写真の加工 → 明るさ調整、不要なものを消す
- デザイン作成 → ポスターやSNS用画像の作成
- イラスト制作 → デジタルペイントにも使われる
Photoshopは有料?
Adobe Photoshopは、Adobe社が提供するCreative Cloudのサブスクリプションサービスの一部で有料で提供されています。
このたび、この有料でしか使えなかった機能がアプリで利用できるようになりました!
Photoshop単体プラン料金
最新料金は、以下のようになっています。
- 年間プラン(月額払い):3,280円(税込)
- 月額プラン(毎月の契約):4,980円(税込)


Abobe Creative Cloudコンプリートプラン料金
Photoshopを含むすべてのAdobeアプリケーションが利用可能なプラン。
最新料金は、以下のようになっています。
- 年間プラン(月額払い):3,889円(税込)〜7,780円(税込)
- 月額プラン(毎月の契約):12,380円(税込)


Photoshopが無料で使い続けられる!
朗報です!なんと!
Adobeは2025年2月25日(火)、「Photoshop iPhone版」をApp Storeでリリースしました。
Adobeはデザインツールの中でも一強といえる存在で、代わりになるツールはほとんどありません。
そのため、毎年のようにサブスク料金が上がっている状況ですが、ここで無料版を提供するのはなにか意味がありそうです。
何よりも、Photoshopを無料で使えるのはうれしい!
以下の基本機能が無料で使えます。
- クイック選択ツール、なげなわツール
- レイヤーやマスク機能
- スポット修復ブラシ
- 生成塗りつぶし
- PNG形式での書き出し
「Photoshop iPhone版」リリースと同時に、ウェブブラウザ版もリニューアルして、Androidスマートフォン向けアプリも近日公開予定とのことです。


iPhone版リリースに合わせて、アプリ内で契約できる
「Adobe Photoshopモバイル版およびウェブ版プラン」も追加されました。


Photoshop iPhone版 ダウンロード方法
ここでは、Photoshop iPhone版 のダウンロード手順を紹介します。
インストールしたアプリを開くと、以下のよな画面になるのでアカウント作成していきます。
- メールアドレス
- パスワード
必要項目を入力したら、続行
をクリック。


以下の項目を入力して、アカウントを作成
をクリック。
- 姓
- 名
- 生年月日(年、月)


これでアカウントの作成は完了です。


【AI背景自動生成】塗りつぶし機能
Photoshop iPhone版には、通常(有料版)のPhotoshopとほぼ同じ高機能なツールが搭載されています。
その中でも特に便利なのが 「AI自動生成塗りつぶし」 機能です。
今回は、この機能を使って 曇り空の風景写真を、AIの力で美しい青空に変更 してみます。
手軽にリアルな合成ができるので、ぜひ活用してみてください!
アカウント作成すると以下のような画面になります。
試しに自分の持っている写真を編集していきます。


写真取り込み後、初期画面では、「非表示背景」、「ベタ塗り背景」、「白黒背景」など選択できます。
今回は「次回から表示しない」にチェックを入れて、エディターに移動
を押します。


選択したい領域を決めるため、メニューから領域を選択
をクリック。


自動で空や地面、対象物を分けてくれます。
空の色を変えたいので、空
を選びます。
四角のマスが全体で薄く見えると思いますが、これは透明になっている、どこも選択されていない状態です。


マスがかかってない空の部分が現在選択されてます。
「空」が選択されていることを確認できたら、右下のチェックマーク(決定)を押します。


選択範囲は点線で囲われます。空が囲われていたらOK!
生成塗りつぶし
を押します。


生成塗りつぶしを押すと、入力するエリアが表示されるのでキーワードを入力して生成
を押します。
「生成中」となればOK。画像生成されるまで、少し待ちます。


AIで自動生成された背景の候補が表示されます。
思ってたのと違う!となれば、再生成
を押してもう一度作ります。
思った通りにいかなければ、キーワードを変えてもOK!


新しく生成された画像でよければ、右下のチェックマークを押します。


以下のように新しい背景画像が生成されます。
綺麗な「青空」になりました!!


意図しない背景まで変わってしまうときは?
上で紹介した方法だと、AIが背景を自然になじませようとして、変更したくない部分まで勝手に変わってしまうことがあります。
たとえば、「空だけを変えたい!」と思っていたのに、ディズニーシーのシンボル「プロメテウス火山」までなんだか変な感じに…。
そんなときは、フォトショップの基本的な使い方と同じでOK。
元の写真を複製しておいて、「AIで生成したくない部分」を選択(選択範囲を反転)し、マスクをかけた上でレイヤーの順番を調整すれば、元の状態を保ったまま背景だけを変更できます。




【調整レイヤー】明るさ調整機能
ここでは、調整レイヤーを使って画像の明るさなどを調整していきます。




明るさやコントラスト調整が完了したら、右下チェックを押します。


調整レイヤーには、以下のような機能があります!
- 色相と彩度
- 明るさとコントラスト
- 白黒
- カラーバランス
- 露光量
- トーンカーブ
- 自然な彩度
画像レイヤー機能
ここでは、「画像レイヤー」機能を使って、画像を上に重ねていきます!
画像を追加する際、以下の6つの項目から選択できます。
- 写真から追加
- アドビストックから追加
- 画像を生成
- 写真を撮影
- light roomから追加
- ファイルから追加
以下のように画像レイヤー選択します。


今回は、アドビストックから追加
を選択します。


以下のようにアドビストックには、さまざまな画像が揃ってます。
「無料コンテンツを検索」窓からキーワード検索もできます。




今回は「グラデーション」というアセットを追加してみました。
「アセットを追加しますか?」→OK
ダウンロードが開始されます。




大きさなど調整して右下のチェックマークを押します。




無料版では、以下の描画モードが利用できます。
- 乗算
- スクリーン
描画モードと不透明度をクリックして、描画モードと不透明度を決めたら右下のチェックを押します。




有料版(月1,300円)では、以下の描画モードを選択可能
- ディザ合成
- 比較(暗)有料
- 焼き込みカラー
- 覆い焼きカラー
- ビビットライト
- オーバーレイ
- ハードミックス など
完成したら右上の
書き出しマークを押す。「PNGでクイック書き出し」を選択。


実際のレイヤー構造は以下のような感じです!
使ったことある人はわかると思いますが、レイヤー構造はPhotoshopアプリと全く一緒!


まとめ|無料で使えるAI背景自動生成が便利すぎる!
Photoshopの有料版は高性能ですが、やはり価格がネックでなかなか手が出せない…と感じている方も多いですよね。
そんな中、AI背景自動生成が無料で使える「Photoshop iPhone版」 の登場は本当に嬉しいニュース!スマホで手軽に「生成塗りつぶし」機能を使えば、ワンタップで簡単に背景を変更できるのが魅力です。
本格的なデザイン作業にはPC版が必要ですが、ちょっとした写真編集や合成ならiPhone版で十分。無料でここまでできるなら、試してみる価値はあります!
まだPhotoshopを触ったことがない方も、ぜひこの機会に使ってみてください!
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