HSPのみなさん、日々のタスクがいっぱいで気づけばキャパオーバー…なんてこと、ありませんか?
敏感で繊細な特性を持つHSPだからこそ、周りの刺激やタスクの多さに圧倒されることがよくありますよね。
この記事では、そんな「いっぱいいっぱい」な状況を防ぐために、タスクの整理術や自分を守るためのセルフケアをご紹介します!
少しの工夫で心に余裕を持てて、今よりちょっぴり楽に過ごせるヒントが見つかるかもしれません。
キャパオーバーって?HSPが感じやすい理由
HSPの人は、いろんなことに敏感で、日常のさまざまな刺激に反応しやすいんです。
だから、ちょっとしたことでも「なんだか頭がいっぱい!」となりがち。
これが、いわゆる キャパオーバー状態 です。
キャパオーバーのサイン
- 集中力が続かない
- ちょっとしたことでイライラする
- 休んでも疲れが取れない
- ずっとなにかを考え続けていて頭から離れない
- 寝れない
「これ、自分のことかも…」と思ったら、無理をせずに早めに対策を考えてみましょう。
キャパオーバーを防ぐための5つのタスク管理法
ここでは、タスク管理をうまく行って、余裕を持てるようになるための5つの方法を紹介します。
自分に合った方法を見つけて、キャパオーバーから来るストレスを減らしましょう!
1.タスクを「見える化」しよう
頭の中だけでタスクを整理しようとすると、何が今どれだけあるのかが曖昧になりがちです。
手書きのメモやシンプルなアプリを使ってタスクを書き出してみましょう。
できれば、チェック項目がつけられるものをオススメします。

私の場合、会社では付箋アプリやノーションアプリ、プライベートな時間で考える時はLINEで一人のグループを作り、そこに書き出したりしてます。
Google ToDo リストやスマホに入っているメモ帳アプリを使用する場合もあります。
これで、自分のやるべきことがしっかり見えて、優先順位がつけやすくなります。
2.タスクを小さく分けてみる
「大きなタスクは重荷だな」と感じたら、タスクを細かく、小さく分けてみましょう。

大きなプロジェクトを一気に片付けようとするのは難しいですが、小さなステップに分けると、一つ一つの達成感を感じられて、気持ちも少し楽になります。
なので、「あれもこれもやらなきゃ!」ではなく、小さなこと、今とりかかれること、すぐに終わるようなタスクから整理していきましょう!
3.タイムブロッキング
1日のスケジュールを細かく分けて、特定の時間に特定のタスクを行う方法です。
例えば、「9:00-10:00はメールチェック」「10:00-12:00はプロジェクトA(できれば、12時までに終わらせる。)」といった感じで。
目標を立てたり、時間を決めてしまうことで管理がしやすくなり、効率的に作業が進みます。

4.「今、何をしているか?」リスト
一日の終わりに、その日にどのタスクをどれだけ進めたかをリストにして確認してみましょう。
タスクを見える化する際にチェックボックスを作って、済んだタスクにチェックを入れておくと良いです。
自分の進捗が目に見えることで、達成感を感じやすくなり、あともう少しだ!頑張ろう!という前向きな気持ちも生まれてきます。
5.人に頼る
私はなんだかんだ、「人に頼る」ことが一番大事 だと思ってます。
HSPだからこそ人一倍「周囲に迷惑をかけたくない」、「責任は自分にある」と抱え込んでしまうことが多くあります。
ただ、ひとりで抱えていてもなにも解決はしないのです。
むしろ、「なんでこんなこともできないのだろう」、「自分はダメな人間だ」と更に自分のことを追い込んで悪循環に陥ります。
周囲の人に頼ることも大切な第一歩です。
- チームメンバーに協力を求める
-
仕事の場合、チームメンバーにどんどん頼っていきましょう!
自分の得意不得意を理解して、苦手なことは無理せず、得意な人にお願いした方が効率的で、自分の負担も軽くなります。
- 上司やクライアントに相談する
-
現在のキャパシティを正直に伝えて、デッドラインの調整やタスクの再配分をお願いしましょう。
これらの方法を取り入れることで、タスク管理が楽になり、キャパオーバーを防ぐ助けになるはずです。
一人で抱え込まず、自分に合った方法を見つけて、少しずつ試してみてください。

ストレスを減らすためのセルフケア方法
HSPさんはストレスに敏感なため、気づかないうちにストレスが溜まっていることもあります。
以下の方法で、少しずつストレスを和らげましょう。
人との距離感を大事にする
社交的でいることがストレスになるなら、自分にとって心地いい距離感を大切にしましょう。
HSPあるあるだと思いますが、人からの誘いは断りづらかったりしますよね。
そんなときに備えて、私はいくつか断る方法・断る理由を時間があるときにストックしています。
無理に人付き合いを広げなくて良いんです。
断る一瞬の気まずさよりも、ストレスがその後もずっとたまる方が辛いです。
ただ、断ったあとも、そのことを引きずるのがHSPさんですよね。お気持ち非常にわかります。
ネガティブな影響を避ける
ネガティブな情報や人から距離を置くことも大事です。
SNSなどを見ているとネガティブな情報が入ってきたり、人と比べてしまったりするときありますよね。
そんなときは、SNSの利用時間を減らす など、ちょっと工夫するだけでも心が楽になります。
リセットタイムを作る
いろんなセルフケアがあると思いますが、
一旦、全部忘れてしまうことが一番 です。
HSPさんは頭からこびりついて離れないので、これ意外と難しいのですが、自分がなにかしら熱中できることをひとつでもいいので探してみてください。
瞑想やヨガ、好きな音楽を聴く、銭湯に行く、走ってみる、映画を観る、漫画を読む、ブログに挑戦してみるなど出来る限り長く忘れられる時間を一日の中に取り入れてみましょう。
これだけで心がスッと軽くなります。

HSPさん特有の悩みを和らげるヒント
被害妄想を軽くする
HSPは他人の言動を気にしすぎてしまうことが多いですが、ちょっと冷静に考えてみましょう。
思い込みをやわらげるために、誰かに相談したり、日記に書いてみるのもおすすめです。
頭の中を整理する
考えがグルグルしちゃうときは、紙に書き出してみるとスッキリします。
書いてみると、実は意外とそんなに悩まなくてもいいことだったりします。ポイントはメモ帳アプリではなく、手書きで書いてみるとよいです。
専門家に相談する
自分だけで解決は難しいと感じたら、カウンセリングを受けるのもひとつの手です。
プロのサポートを受けることで、気持ちが軽くなります。

まとめ|HSPがキャパオーバーを防ぐためのコツ
HSPだからこそ、まずは自分の特性を理解して、それに合わせたタスク管理法やセルフケアを取り入れてみてください。
HSPにもいろんな症状があり、私の紹介したセルフケアでは対処できないこともあると思います。
ただ、私が実際に行ってみて、「心が軽くなったこと」をご紹介しているので、今より少しは軽減されるのではないかと思います。
無理はせず、自分に合った方法を見つけていくことで、今より少し楽な気持ちで毎日を過ごせるようになります。
皆さんの毎日が笑顔で満ち溢れますように。また次の記事でお会いしましょう!