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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
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HSPの私が無理なく続いた仕事・相性が良かった仕事5選【本音で語る】

HSS型HSPの特性を持つ私は、これまでさまざまな仕事を経験してきました。

何をやっても長続きせず、他の記事でも紹介してますが20種類以上の職を転々としました。

そんな中でも比較的長く続けられた仕事がいくつかあります。

本記事では、HSPの私が長く続けられた仕事、特に相性が良かった5つの仕事について紹介していきます。

どんな仕事でもやってみて初めて気づく「疲れやすさ」や注意点もありましたので、HSP気質をふまえた働き方のヒントもあわせてお伝えします。

これから転職やフリーランスとしての活動、副業を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

1. アミューズメント業

これまでの職歴の中で一番長く続いたのがアミューズメント業界でした。

続けられた理由

人間関係の多様性

店舗の規模によりますが、基本的に従業員の数が多いため、気が合う人が見つかりました。

もし、苦手だなという人がいてもその人と接点を持つ必要もなかったので居心地が悪くなることはありませんでした。

適度な変化がある環境

基本的には決められた業務をこなす仕事ですが、定期的にイベントなど開催されるなど単調になりすぎない点が魅力でした。

HSS型HSPは刺激を求める傾向があるので、いつもとは少し違うなと思える環境はとても相性が良かったです。

シフトの柔軟性と給与のメリット

シフトの融通が利くため、「遅い時間がいいな」「もう少し稼ぎたいから祝日に出ようかな」といった要望を叶えやすいのも継続できた理由の一つでした。

特に、土日祝日や遅番の時給が高めに設定されていたこともモチベーションにつながりました。

2. 事務職

事務職もHSP気質を持つ私にとって、相性も良く、比較的続けやすい仕事でした。

続けられた理由

黙々と作業できる

業務の大半が決められたことを淡々とこなすものなので、集中しやすく、無理なく続けられました。

特に細かい作業が得意なHSP気質の方にはピッタリな仕事です。

適度な変化がある業務

電話対応がある場合、相手の状況に応じて対応を変える必要があるため、同じ作業の繰り返しにはならず適度な刺激がありました。

事務仕事はルーチンワークのイメージが強いですが、細かい部分で変化を感じられる仕事でもあるのでHSS型HSPさんには心地が良い職種です。

先回りして動ける強みが活かせる

HSPは先回りして行動するのが得意なので、業務を効率よく進めることができました。

結果として評価も得られ、昇給があったことでモチベーション維持にもつながりました。

人間関係のストレスが少ない

基本的に個々の業務をこなす時間が多く、人間関係のストレスが少ないのも魅力でした。

注意が必要なポイント

事務職は、何年も続けていると単調になってきて飽きてしまうことがあります。

また、HSPの人は器用貧乏なタイプが多い気がします。

先回りして動けたり、ある程度いろんなことをそつなくこなせたりするうえに、「断れない性格」も相まって、長く勤めていると管理職に誘われたり、人からの依頼を断れずにどんどん仕事を抱え込んでしまうことがあります。

そうなると、キャパオーバーして精神的にも肉体的にも辛くなってしまいます。

特に、管理職になるとさらにプレッシャーを感じる場面も増えるので、注意が必要です。

3.ブロガー

HSP気質のある人は、物事を深く考える力があるので、文章に気持ちを込めやすい傾向があります。

続けられた理由

自分のペースで働ける

ライターには納期があるものの、ブロガーは基本的に自分の好きな時間に作業できるため、HSPにとって負担が少ない働き方が出来ます。

静かな環境で作業できる

文章を書く仕事は一人で完結することが多く、職場の雑音や人間関係のストレスから解放されるのが大きなメリットです。

好きなテーマを選べる

ブログ運営では、自分の得意なジャンルを選べるため、苦手な話題を扱うストレスが少なく、楽しみながら続けられました。

先回りの思考が生かせる

人がどう感じるか?これで伝わるのか?と深く考えるのがHSPです。

HSPさんは完璧主義の方が多く、共感力も高いので、記事の完成度が高くなるのが特徴です。

注意が必要なポイント

HSPさんは、「これがあるとわかりやすいかな?」「この言い回しはよくないか。」と自分自身との戦いが非常に得意です。

完璧を求めすぎてしまうことで記事を定期的にアップできなかったり、アクセスがないと自己肯定感が下がっていくため、長続きしない方もいます。

また、ブロガーに近いライター業もありますがこちらは自分でテーマを選べないという制限や納期や品質のプレッシャーが伴うので、まずはじめはブロガーとして活動していき「書く」感覚をつかむといいかもしれないです。

4. SNSマーケティング(データ分析型)

SNSマーケティングの仕事は、在宅やフリーランスでも取り組みやすく、企業のマーケティング活動でますます重要になっている分野です。

HSPの強みである 「計画的に進める力」「細かい変化に気づく力」「データを整理し、分析する力」 が活かせます!

続けられた理由

適度な刺激と創造性がある

データ分析やレポート作成だけでなく、クリエイティブな要素も含まれるため、HSS型HSPの「新しいものを知りたい」欲求にもフィットしました。

計画的に投稿を準備・運用できる

その場のノリで発信するのではなく、投稿案をリスト化し、事前にスケジュールを立てることで、HSPの「考えすぎて動けなくなる」特性をカバーできました。

データをもとに冷静に判断できる

感覚的な判断ではなく、エンゲージメントデータやアクセス解析を活用して、改善点を論理的に見つける作業は得意分野でした。

データを整理し、視覚的にわかりやすい資料を作ることで、論理的かつクリエイティブなスキルを活かせました。

細かい変化やトレンドをキャッチしやすい

HSPは小さな違いや変化に敏感なため、SNSのトレンドやユーザーの反応を細かく分析し、適切な施策を立てるのに向いていました。

注意が必要なポイント

マーケティングといっても業務内容は一定ではないため、データ分析のみ行えたらよいのですが、基本的にはデータを元に提案したり、プレゼンしたり、対面でのコミュニュケーションも必要となる場合もあります。

基本もくもくできますが、クライアントによって会う頻度やミーティング頻度が多くなり、疲れてしまう可能性もあるということに注意が必要です。

5. Webデザイナー

現在、私が続けられている仕事がWebデザイナーです。

続けられた理由

毎日やることが違う

デザインの仕事は案件ごとに内容が異なるため、毎日新しいことにチェレンジできます。

HSS型HSPは、新しいことを学ぶのが好きなので、好奇心を刺激され続ける環境はとても魅力的でした。

スキルが増える楽しさ

知らない知識をどんどん吸収できる点も、この仕事を続けられている理由の一つです。

新しいデザイン手法やツールを学ぶ機会が多く、飽きることなく取り組めます。

働き方を選べる

Webデザイナーは、制作会社やフリーランスなど、さまざまな働き方が選べる職種です。

HSS型HSPのように「環境に飽きやすい」性質を持つ人や「人とあまり関わりたくない」HSPにとって、自由度の高さは他にない大きなメリットです。

注意が必要なポイント

制作会社によっては「デザイン業務のみ」を担当する場合もあります。

ウェブサイト自体同じサービスを紹介することは、ほとんどないので新鮮ではあるものの、「デザイン業務のみ」行うという点では、飽きてしまう可能性があります。

自分がどこまでの業務を経験したいか(マーケティング、企画、進行、コーディングなど)を考えながら、転職先を選ぶと良いと思います。

また以下の点にも注意が必要です。

クライアントの要望や修正依頼が多く、プレッシャーを感じやすい

ウェブ界隈あるあるですが、自分がやったことのない作業を唐突にやらなければならないことがあり、ゴールが見えないと不安になったりプレッシャーを感じやすくなります

納期管理やスケジュール調整が必要で、無理をすると消耗しやすい

短い納期では無理をしなくてはならないため、スケジュール調整ができないと自分が辛くなってしまう可能性があります。

会社勤めの場合、職場の人間関係がストレスになることも

私が勤めていた会社では基本的に「いじめ」などなかったのですが、やはり人が多ければ多いほど、なにかしら問題が出てくるため、「好きなことを仕事にしているし、仕方ないか」と割り切れるかが重要です。

フリーランスやリモートワークを選ぶ

人間関係など煩わしい問題から離れるため、フリーランスという選択肢や在宅ワークができる会社に入社するという選択肢を考えてもよいと思います。

クライアントとの距離感を適切に保つ

性質的に誘いを断りづらいのがHSPさんの特徴です。

メールでのやりとりを増やすなどして、距離をおき対策してみてください。

仕事の進め方を工夫し、タスク管理で焦らないようにする

HSPさんはタスク管理が苦手だったりします。

そんなときはツールに頼ったり、マインドを変えて焦らない癖付けをしていくことが大事です。

まとめ

今回は、HSS型HSPの私が実際に続けられた仕事を5つ紹介しました。

これまでに20種類以上の職種を経験してきたので、ある程度のデータとして参考になるのではないかなと思います。

こうして振り返ってみると、やっぱり一人で進められる仕事のほうが自分には合っているなと実感しました。

それでも、1番目に紹介したアミューズメント業のように、適度な忙しさがあって変なプレッシャーもない仕事は意外と働きやすかったです。

接客業の中でも、過度なサービスを求められない環境なら相性がいいのかもしれません。

他にもまだ見つかっていないだけで、HSS型HSPに向いている仕事は実はたくさんあると思っています。

HSS型HSPは 「飽きやすいけれど、深く集中するととことんハマる」 という特性を持っているので、

  • 適度な変化がある仕事
  • 好奇心を刺激する仕事
  • 柔軟な働き方ができる仕事

このあたりを意識して職を選ぶと、続けやすくなると思います。

ちなみに、今後やってみたいと思っているのは 「バイヤー」「デバッグ作業員」 など。

自分に合う仕事を見つけるには試行錯誤が必要ですが、HSPの特性を理解しながら選んでいけば、きっと楽しく働ける仕事に出会えるはずです!

では、またお会いしましょう!!

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