本記事では、無料のチャットツール 「Discord(ディスコード)」 ブラウザ版のアカウント作成から招待の方法、基本的な使い方、主に使う機能を画像付きでわかりやすく解説していきます。
実際に使ってみた感想としては、カジュアル版Slack(ビジネス向けチャットツール)のような感覚で使えて、無料とは思えないほど機能が充実 している印象でした。
2025年5月にマイクロソフトのSkype(スカイプ)がサービス終了 することもあり、代替ツールを探している方にとって、どんな機能があるのかを知るための検討材料としても活用いただければと思います。
Discode(ディスコード)って?
Discord(ディスコード)は、無料で使えるチャットツールです。
テキストや音声、ビデオ通話ができるほか、画面共有やコミュニティ運営に便利な機能がたくさん備わっています。
2024年時点で、世界中で5億人以上のユーザーを誇ります。
もともとは、2015年にアメリカのDiscord社(当時はHammer & Chisel)によって開発され、ゲームをプレイしながら快適にボイスチャットできるツールとして人気を集めました。
ビジネスやオンライン授業、友人同士の交流など、ゲーム以外の用途でも使われるようになり、世界中で利用者が増加しています。
現在では、PC・スマホのどちらでも利用でき、ブラウザ版やアプリ版が提供されています。
アカウント作成すれば、誰でもすぐに無料で始められる!
Discode 登録方法・アカウント作成
ここでは、Discord(ディスコード)の新規アカウント作成手順を紹介していきます。
登録
をクリック。

以下の項目を入力していきます。
- メールアドレス
- 表示名:他のユーザーに表示される名前(特殊文字・絵文字使用可)
- ユーザー名(数字、文字、アンダーバー( _ )、ピリオドのみ使用可)
- パスワード
- 生年月日
入力が完了したらはい
をクリック。※あとからでも変更可能です。

ボットじゃないか人間確認されるので、「私は人間です」をチェック。
その次のステップで簡単な問題を出されるので、従ってください。


人間確認完了後、Discode(ディスコード)の管理画面に入れます。
もし入れない場合、登録したメールアドレスのメール受信箱を確認してお知らせを開きます。
Verify Email
クリックで管理画面にいけます。

Discode サーバー作成方法
ここでは、Discode のサーバー作成手順を紹介していきます。
Discode の左側メニューバー「+」をクリックしてサーバー追加します。

オリジナルの作成
をクリック。

大人数想定しているので、クラブやコミュニティのため
をクリック。

サーバー名を任意で入力します。(表示されるサーバー名)
UPLOAD
クリックで、サーバーのアイコンを設定できます。(なくてもOK)
新規作成
をクリック。

以下のような感じで新規サーバーができました!

Discode フレンド招待してみる
ここでは、Discodeで新規作成したサーバーに実際どのように人を招待していくのか手順を解説していきます。
フレンドを招待する
をクリック。

「招待リンクは7日後に期限切れになります。」との表示があり、デフォルトで7日間この招待コードが有効です。
コピー
で招待リンクを招待したい人に送ります。

招待リンクを7日間の期限付きではなく、無期限で招待したい場合は、左下の「このリンクを無期限に設定する」にチェックを入れます。

招待リンクをさらに細かく設定したい場合は、右下の⚙️歯車マークをクリック。

以下のような画面に切り替わります。

1.期限を変更
期限
をクリックで期限を変更できます。
(30分、1時間、6時間、12時間、1日、7日、期限なし)

2.最大使用回数を指定
最大使用数をクリックで、リンクの使用上限を決められます。
(回数制限なし、1回、5回、10回、25回、50回、100回)

3.一時的なメンバーとして招待
一時的なメンバーとして招待したい場合には、「一時的なメンバーとして招待」をオン。
一時的なメンバーとして招待とは?
一時的なメンバーとしてサーバーに参加した人は、特定の権限付与などされない限り、一度サーバーから抜けると再度ログインできなくなる設定です。
4.新しいリンクを生成
招待リンクの詳細設定が完了したら、新しいリンクを生成
をクリックして新しいリンクを生成して、招待したい人に送ります。

Discode 招待された側
ここでは、Discode に招待された側がどのような表示になるのか、どのようにサーバーに入るのかを解説していきます。
上で作成した招待リンクをクリックすると以下のような画面になります。
表示名を入力して、はい
をクリック。

ボットではないか、人間確認をされます。

誕生日を入力して、完了
をクリック。

一時的に入る場合は、アカウント作成を飛ばしてもOK!
今後もやりとりするならここでアカウント登録をしておきましょう。

以下のように「マイクの使用」ポップアップが表示されたら、使用用途に合わせて選択してください。

サーバーに入れると、以下のような画面が表示されます。

Discode テキストチャンネル
ここでは、Discode のチャット機能にどんな機能があるのか、主要な機能を紹介していきます。
テキストチャンネルは、サーバーを作成すると以下の場所(画面左側)に自動で作成されます。

以下の画面のように、メッセージ左側「+」ボタンを押すと、5種類の機能が使えます。
- ファイルをアップロード
- メッセージをファイルとしてアップロード
- スレッドを作成
- 投票の作成
- アプリを使う

メンション機能
Discode は、メンション機能も充実してます。
メッセージに「@ユーザー」を入力で、他のチャット機能同様にメンバーあてにメンションできます。
他にも以下のようなメンションが使えます。
「@everyone」:チャンネルを見る権限のある全員へ通知
「@here」チャンネルを見る権限のある、オンライン状態のメンバーへ通知

ファイルのアップロード
ファイルのアップロードを選択した時の画面は以下のような感じです。
png、jpgなど画像はもちろん、ExcelやPDFファイルなど添付できます。

目隠しボタンを押すと「ネタバレ」と表示されて、画像をクリックしないと見れない仕様にも出来ます!
使い所がイマイチわからないですが、コミュニティ・友達同士なら楽しそうです!

スレッドを作成
Slackというビジネス向けチャットツールに近い仕様なのですが、チャンネル内で新しいスレッドがたてられます。
「スレッドを作成する」をクリックするとこんな感じです。
ひとつの事柄について話し合う場合、スレッドの中で独立して会話ができます。

投票の作成
「投票の作成」をクリックすると、以下のようにチャンネル内のメンバーに向けた投票ができます。
投票機能では、打ち合わせ日を決めるなどの使い方もできますよね。これはすごく便利!

投票投稿後のチャット内での表示は以下のような感じです。

ボイスチャンネル
以下、「ボイスチャンネル>一般」クリックですぐに通話が開始されます。

以下のように「カメラの使用」ポップアップが表示されたら、使用用途に合わせて選択してください。

ボイスチャンネルの各機能
- カメラをオン/オフ切り替え。
-
- 画面を共有する。
-
- 通話を切断する。
-
まとめ
Discordは、無料とは思えないほど機能が充実している有料級のチャットツール です。
テキスト・ボイス・ビデオチャットに加えて、画面共有など基本的な機能が備わっているので、「こんな機能ないかな?」には大抵応えてくれそうです。
特にUIが直感的で使いやすく、機能もじゅうぶんすぎるほど豊富なことと、ビデオ通話の画質もかなり良く、快適に使えるのが魅力です。
2025年5月のSkype終了を考えると、次のチャットツールを探している人は試してみる価値あり! です。
この記事を参考に、Discordをぜひ使ってみてください。
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