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いろはくま
HSS型HSPとして「生きづらさ」に悩み、30代手前で起業を決意。Webデザイン職業訓練校に通い、Web業界へ。現在はWebデザイナーとして会社員とフリーランスを両立しています。このブログでは、未経験からのWebデザイナーになるための方法と起業・フリーランスの方へ私の体験談をもとに、役立つ情報を発信しています。
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404エラーの原因とエラーページ確認方法|サイト運用者としての対処法

ウェブサイト運営していると、誰もが一度は目にする「404エラー」。

このエラーは、ユーザーにとって不便なだけでなく、SEOにも悪影響を及ぼすことがあります。

この記事では、404エラーの原因と対処法、サイトマップの更新や404エラーページの確認方法について、わかりやすく解説していきます。

「気づかずうちに404になっていた!」なんてことがないよう、サイトに変更など加えた場合には、必ずチェックしましょう!

目次

404エラー(Not Found)とは?

404エラー(Not Found)は、ウェブサーバーがリクエストされたページを見つけられない場合に返されるHTTPステータスコードです。

「Not Found」は「ページが存在しません」という意味で、ユーザーがアクセスしようとしたページが削除されたか、URLが変更されたか、リンクが間違っている際に発生します。

特に、間違ったURLやページ削除後のリンクが残っていると、404エラーが頻発しやすくなります。

404エラーの主な原因

404エラーが発生する原因はさまざまですが、以下のようなケースが一般的です。

ページの削除

コンテンツが削除されいるのに、リンクが残っている場合。

URLの変更

ページのURLを変更したのに、リダイレクト設定がされていない場合。

カテゴリ変更した際もその下層にある記事と紐づいていたらURLが変更されたことになるため注意!

リンクのタイプミス

ユーザーが手入力で間違ったURLを入力したり、他のサイトからのリンクが誤っている場合。

ファイルの移動

サーバー上でファイルやディレクトリが移動されたにもかかわらず、リンクが更新されていない場合。

簡単な404ログ確認方法

404エラーがどこで発生しているのかを把握するためには、ログの確認が必要です。

以下の方法で簡単にログをチェックできます。

1.レンタルサーバーのコントロールパネルでログ確認

多くのホスティングサービス(Xサーバー、ロリポップサーバーなど)には「アクセスログ」や「エラーログ」を閲覧できる機能があります。

2.Google Search Consoleを利用してログ確認

Google Search Console に登録していれば、Googleが検出したエラーを一覧で確認できます。

技術的な操作が苦手な方にとって直感的に使える便利な方法です。

以下、確認手順です。

STEP
Google Search Console にアクセス

Google Search Console にアクセスします。

STEP
見つかりませんでした(404)をクリック

左のサイドメニューより、インデックス作成>ページ>スクロールすると「ページがインデックスに登録されなかった理由」が表示されます。

ここで、見つかりませんでした(404)があればクリックします。

STEP
404エラーページ一覧

また、少しスクロールすると404が返ってきているページが一覧表示されます。

STEP
エラーが出ている実際のページを確認

一覧で表示されているURLに触れると右側に、外部リンクアイコンが表示されるので、実際に404が出ているのか目視で確認できます。

STEP
404エラー

以下のように「ページが見つかりませんでした。」や「404 Not Found」でアクセスしても存在していないページだと確認できます。

3.WordPress リダイレクトプラグインでログの検出

WordPressを使っている場合、リダイレクト設定も出来る「Redirection」などのプラグインをインストールすれば、404エラーを自動的に検出してくれるのでエラー発生時に通知を受け取ることができます。

404エラーへの具体的な対処法

404エラーが放置されると訪問者が迷ってしまうだけでなく、

検索エンジンからの評価も下がります

SEO対策としても、以下の方法でしっかりと対応することが重要です。

1.301リダイレクト設定

ページのURLを変更した場合やカテゴリなどの変更でURLが自動で変更されてしまった場合には、

301リダイレクトを設定 して、古いURLから新しいURLへ自動転送させていきます。

301リダイレクトとは、「古いURLから新しいURLへ自動で引っ越しさせる仕組み」でURLが完全に変更になる場合に使います。

これにより、ユーザーがエラーページに行ってしまうことを防げます。

リダイレクト設定もさまざまな方法がありますが、私はワードプレスサイトのため、「Redirection」というプラグインを利用してリダイレクト設定を行っています。

2.カスタム404ページの作成

404エラーページに到達したユーザーに対して、役立つ情報や別のページへの案内を表示するカスタム404ページを作成しましょう。

ホームページやサイトマップ、または人気の記事へのリンクを設けることで、ユーザーがすぐに目的の情報にアクセスできるようになります。

3.リンクチェックツールの活用

定期的にリンク切れをチェックするために、便利なチェックツールを活用しましょう。

以下のような、サービスやツールを使うと、サイト内のリンク切れを効率的に発見することができます。

リンク切れが見つかったら、すぐに修正しましょう。

WordPressでのサイトマップ自動生成と更新方法

サイトマップは、検索エンジンに正確な構造・ページ、サイト全体を伝えて、正確にクロールさせるための重要なファイルです。

定期的な更新がSEOにも効果的です。

サイトマップの自動生成(WordPressの場合)

WordPressのバージョン5.5以降では、デフォルトでサイトマップが自動生成されます。

サイトのURLの後ろに「/sitemap.xml」を付けてアクセスすることで、自動生成されたサイトマップが確認できます。

この機能により、特別なプラグインを使用せずに最新のサイト情報が検索エンジンに通知される仕組みが整っています。

Yoast SEOプラグインによるサイトマップ生成

より詳細なカスタマイズや追加設定を行いたい場合、Yoast SEOなどのSEOプラグインを使ってサイトマップを自動生成・管理できます。

プラグインを有効にすれば、サイトマップは自動的に生成され、更新も行われます。

Google Search Consoleへのサイトマップ送信

Google Search Consoleにサイトマップを送信することで、検索エンジンに最新情報を確実に伝えることができます。

WordPressで自動生成されたサイトマップURLを確認し、それをGoogle Search Consoleに追加することで、最新のインデックスを迅速に行うことができます。

まとめ

404エラー(Not Found)は、ウェブサイト運営において避けては通れない問題ですが、定期的にチェックを行い、更新をした際にはクロールされるようGoogleにサイト更新したよ〜と伝えましょう。

また、カテゴリ変更など大幅な改修を行なった場合は要注意です!

本記事でお伝えしたログ確認やリダイレクト設定を適切に行いユーザーが迷わないサイトにすることでSEOからの評価も上がります。

リダイレクト設定、カスタム404ページの作成、リンクチェックツールの活用、サイトマップの定期更新とログ確認を習慣化して、サイトのパフォーマンスを向上させていきましょう!

それでは、また。

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